最近気づいたこと

昨年、私に届いた医療通訳依頼件数は、一桁でした。

その前の年が多すぎて、だいたい30件ほどありました。

たまたま重なったからでしょうけど、当時はオリンピックの

ボランティアもしていたので、英語を話す機会が本当に多い年でした。

 

昨年の依頼件数が少なくて、

何が起こっているのかなぁといろいろ考えさせられました。

患者さんに冷たかったかなあ?とか、

依頼をオーダーする病院や医療機関に対して、冷淡な態度に見られていたかなあ、とか、

やっぱり大企業のAIのほうが利便性がいいのかなあとか。

 

そんな風にして、

自分のことを客観的に見てみたり、

時代の、AIへの流れを横目で見たりしつつも、

相変わらず、オンラインで、ペア練習を、地道ですが、

続けてきました。

主にリプロダクションとロールプレイです。

ロールプレイはジュリア先生がまだ日本在住でしたので、

オンラインで一緒に動画も作りました。

 

また、ペア練習の相手が医療通訳検定を受験するので、

一緒に練習したり、心を鬼にしてアドバイスしたり、

いろいろやっているうちに、良い結果が出たり、

あるいは、登録機関が定期的に行う模擬通訳の研修に参加したり、

参加メンバーから冷たくされたり、無視されたり、

でも、一生懸命手を抜かず準備をしたり、高評価されたり、

厳しく注意を受けたり・・・。

3歩進んで2歩下がる、の毎日を過ごした昨年度。

 

そのはずみなのか、

ここ最近、依頼件数が急に上がりました。

地道に練習した成果が出せるときがやってきたのです!

 

とはいえ、関東に比べると、すごく少ない依頼件数ですが、

ペア練習や定期的な研修には、本番さながら真剣に取り組んで、

現場で実力が発揮できるように努力します。

 

努力が報われるとは思っていませんが、

困っている人の役に立てるように、

日々、ペア練習をやって、「また医療通訳を利用しよう」と

思ってくれる患者さんが増えたら本当に嬉しいです。

 

 

 

 

 

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