今日は、普段スポットライトがあたることの少ないイングランドの丘の飼育員さんたちのお仕事を覗いてみましょう
飼育員さんたちの朝は動物たちの健康チェックから始まります。
元気はあるかな?
ごはんは食べているかな?
糞や尿はちゃんと出ているかな?
怪我や病気になっている動物はいないかな?
…などなど、1匹1匹の顔色を見ながらチェックを行います
一通り終わったら、お客様に気持ちよく動物を見てもらえるよう園内の掃除を行い、その後朝礼を行います!
朝礼では今日の予定や具合の悪い動物の状態などの情報を全員で共有して、その日の飼育や作業に生かしています。
その後はそれぞれの担当セクションに分かれてお仕事開始!
イングランドの丘の場合、朝のうちに動物を展示場に出して運動してもらい、その間に寝室の掃除をすることが多いです
ワラビーたちの餌はこんな感じです↓
ちなみにコアラは11時半からお昼にかけて掃除と餌交換を行うので、コアラ担当者のお昼はとっても大忙しです!
お昼休憩のあとは各動物によりバラバラですが、動物が残した餌の計量をおこなったり、また、まとまった時間ができやすいのでブラッシングなどのケアを行うことも多いようです。
そして夕方は動物たちを寝室に戻して餌をあげ、ここでもまた食欲や健康状態をチェック。
最後は日誌を記入して、1日終了です
このほかにも、皆さんへのガイドやふれあい、時にはイベントを行なったりなど、一口に飼育員さんのお仕事と言ってもいろいろなことがあります。
動物たちのお世話や健康管理を行なってくれる飼育員さんたちは、イングランドの丘の動物たちにとってなくてはならないらい存在です。
実際に来られた際はぜひ、動物だけでなく飼育員さんのお仕事にもちょっとだけ注目してみてくださいね
獣医師 たしろ