【投稿者】技術屋ノリ


今月1日に,2010年1月1日時点の路線価が発表されました.

大方の予想通り2年連続の下落.

近畿も大阪,神戸,京都の中心部で軒並み急落したそうです.

日経新聞の記事


自分の物件がある地点で定点観測したところ,ここ数年の推移は以下のようになっていました.

 2006年:262千円
 2007年:262千円
 2008年:439千円
 2009年:370千円
 2010年:330千円

この場所にある物件を購入したのが昨年ですから,今年は4万円の下落です.

これは事実として資産の減少を意味します.

おまけに建物の価値は,経年で問答無用に減少していきますから,ダブルパンチですね...

この不動産の価値の減少分が,返済額とキャッシュフローより上回ってしまった場合,トータルでの資産は減少しているということ.

実際に物件を売却したときに,必ず積算評価価格で売れるというわけではないので,キャッシュに置き換えたときの資産という意味では異なるのかもしれません.

しかし保有不動産にかかる資産の増減を知るという意味では,常にウォッチしていたほうが良いですね.


さて,近畿2府4県の最高路線価のうち唯一09年と横ばいだったのは,神戸市長田区若松町5丁目の市道若松線とのことです.

実はここ,阪神大震災からの復興の象徴として建てられた「鉄人28号」の像がある場所.
この像のおかげで週末は多くの見物人が集まるため,地価の下落に歯止めがかかったとみられているそう.

そういうこともあるんですね~.

まさか鉄人28号が平和だけでなく,地価も守っているとは正直意外でした.

地価を守れ!鉄人!
地価を守れ!鉄人!


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