EJB 3.0、策定へ最終調整のステージへ - JSR 220 Enterprise JavaB
Java Community Process, EJB 3.0 Expert Groupは21日(米国時間)、「JSR 220: Enterprise JavaBeans, Version 3.0」 のファイナルドラフトを公開した。スペックリードはSun Microsystems, Linda DeMichiel氏およびOracle Corporation, Michael Keith氏。JSR 220はProposed Final Draftのステージに入り、策定へ向けた最終調整が行われる。
公開されているファイナルドラフトは次のとおり。
JSR 220: Enterprise JavaBeans, Version 3.0 - Proposed Final Draft
- EJB Core Contracts and Requirements
- Java Persistence API
- EJB 3.0 Simplefied API
EJB Core Contracts and RequirementsではEJB(Enterprise JavaBeans) 3.0のアーキテクチャに関する仕様がまとめられている。EJB 3.0はコンポーネントベースのビジネスアプリケーションを開発するおよびデプロイするためのアーキテクチャ。
Java Persistence APIではJava EEやJava SEにおけるオブジェクト-リレーショナルマッピングやパーシステントの管理に関するAPIであるJava Persistence APIに関する仕様がまとめられている。EJB 3.0 Simplefied APIではEJB 3.0ともに登場するSimplefied APIの仕様についてまとめている。
EJB 3.0は次期EJBで、その実装は2006年春に登場が見込まれているJava EE 5にも含まれる予定。
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関連リンク
- Java Community Process
http://www.jcp.org/