終末しか家にいないダンナ@単身赴任


会社や寮でそこそこ美味しい食事を

提供してもらっているらしいが(羨ましい・・・)

嫁の冒険料理も恋しかろうと思い


「何食べたい?」と聞くと


「うーん・・・辛子蓮根」


辛子蓮根?!

何故そんなマニアックな物を。。

(当然作った経験があるわけない)


その昔、熊本へ旅行した際に

揚げたての辛子蓮根を食べたことがあって

その時の感動を急に思い出したらしい。


とりあえず、今はネットと言う

素晴らしいデータベースがあるので

レシピを調査。

なんと、あの練り辛子オンリーだと思っていた

穴に詰まっているアレは

味噌とパン粉と辛子の粉で出来ていたとは。


とりあえずレンコンと辛子の粉を買ってきて

見よう見まねで調理開始

味噌を穴に詰めるのは予想より簡単で

「おお、これはいけるかも」と思ったのも束の間

衣をつけて揚げるのが難しい。


衣が厚くならず、すぐ剥げてしまう。

苦肉の策として編み出したのは

『バームクーヘン方式』

油に使っているレンコンに直接衣をたらし

素早くひっくり返して火を通すをひたすらリピート

年輪を作って衣を厚くする作戦である。


数分後、とりあえずそれっぽいものが完成

ダンナとちょっとワクワクしながら食べる。


・・・全然辛くない。何故?(泣




その後の調査で、辛子の辛味が出る最適温度が存在するらしい。

料理はやっぱり科学だね (だから好き)