留学ビジネスのワークショップで一考。 | 「ガソリン入れたか?」

留学ビジネスのワークショップで一考。


某国の留学ビジネスに関するワークショップに参加してきました。
主に日本の留学エージェント向けの内容だったのですが、
仕事がらみで「ぜひ!」とお願いして参加させていただきました。

そこで驚いたことがひとつ。
最近の10~20代の人たちは
海外志向が本当に少なくなっているということ。
当然のことながら、学生の海外渡航者も減少トレンドにあります。
英語能力や専門知識を高める前に
まずは足元の就職活動が大問題らしいです。

まあ、そうだろうな…

留学が就職の武器になる時代じゃないし
学歴ロンダリングも難しい。
MBAの社費留学は別として、
語学留学だけでは…ねぇ。
円高とはいえ、親御さんの負担もたいへんです。

それでもですね、それでも僕は
行けるのだったら行ったほうがいいと思う。
お金とか親の意見とか就職とか、
海外に行かない理由はいくらでもあるけど、
何か起きるような気がするんだな。
何というか…意識の化学反応のようなものが。
格好つけ過ぎでしょうか?

坂本龍馬が西郷隆盛を評して
「大きく打てば大きく響き、小さく打てば小さく響く」
と言ったらしいですが、まさにそれだと思うのです。
日本だけにいたら小さくも響かないかもしれないし、
そもそも打たないかもしれません。

若いときは、損得じゃない選択があっていい!
そんなふうに考える自分は、現状認識が甘いのか…

棋士の升田幸三・実力制第四代名人が
「笑えるときに笑っておけ。すぐに泣くときがくる」と言ったそうです。
意味はちょっと違うけど、
「行きたいときに行っておけ」というところでしょうか。