取材=プロの思考と愛情をちょっとお借りすること | 「ガソリン入れたか?」

取材=プロの思考と愛情をちょっとお借りすること


これまでほとんどレスがなく、

オヤジのモノローグ状態が続く「ガソリン入れたか?」。

アメブロに引っ越して心機一転です(笑)。

バックナンバーもおいおい、こちらに移ってくるはず。

それまでは、お手数ですがhttp://engineblog.blog94.fc2.com/ でドウゾ。


さて。


エンジンの主戦場は、金融業界なわけです。

具体的な取引先としては、各種メディアは別として、

銀行や証券会社、FX会社、金融情報ベンダーになります。

リテールとホールセール、いずれも実績があります。


求められる訴求テーマとしては、大きく2つに分けられます。

1)リテールに向けた金融商品の販促

2)投資そのものに関する啓蒙と理解促進

制作物はいずれも、各メディアの広告や自社サイトのLP(ランディングページ)、

メディアの企画ページ、紙の販促ツールなど、共通しています。

あ、セミナーの告知orレポート広告なんかもありますね。


もう20年近く、つくったり考えたりしていますが

ずっと大事にしていることがあります。

「ひとの話を聞く=取材すること」です。


たとえば投資信託の販促でいえば、

目論見書制度に移行してからこっち、

商品の特徴や定量情報などは制作前に入手できます。

一応の経験があるので、勘どころもあるでしょう。

取材しないでつくれと言われれば、もちろんつくります。

それでも、毎回取材してつくりたい。


1人もしくは僕たちだけの頭では限界があるからです。

どこかで見聞きしたことがあるような、

どこかで感じたことがあるような、

そんなアウトプットになってしまうことが多い。


それなりの学習と経験を積んだとしても、それは部外者の浅はかさ。

すべては“過去の実績”なので、将来を保証するものではありません(笑)。

本職=プロの思考の深さや愛情には、とてもかなわないのです。

プロの思考と愛情をほんのちょっとお借りすることで、

僕たちの頭の中にぼんやり点在していたアイデアや表現が

制作物のアウトプットにつなげていくことができます。


大事なのは取材。

プロの思考と愛情をほんのちょっとお借りすること。

でも、これがそう簡単ではないのです。

金融機関の事情もあるでしょう。

制作サイドの理解度や態度にも問題がありそうです。

次回は自らの反省を込めて、

取材のあり方について考えてみます。