ナインハーツ様青山スペインバルが
完成まで残り1週間となってきてしまいました。

工期が短いのとシルバーウィークなる我らとはなんの関係のない
連休が来ることもあってバタバタな状況にあせっております。
LAの空の下のMAXさんなどはこの進み具合を知ったら
さぞかしうらやむことでしょう。

現場のほうは着々と進んでいて特に問題なさそうなので
今回店内の仕上げで重要なファクターになる古材仕上の
レクチャーを受けにうちの事務所の近所にあるGALLUPさんに

こちらはアメリカを中心としたの古材の販売をしているお店で
今回も店内で使用する部材を古材でと思い、
いろいろ相談させていただきました。

ただ今回はどうしても実行予算的に厳しいことが判明したため
急遽新材をエイジング(年月が経ったように加工する技法)
することに変更し、その技法を現場に忠実に伝えるために
高橋氏のレクチャーを受けることになりました。

オイルステインで木材を塗装すれば現場での作業も楽になりますが、
そこは妥協できないのでよりリアルな風合いを出すために、
ワックス仕上げを選定。

スポンジでワックスを染みこませた後に乾燥させ、
タワシでこすることによって絶妙な光沢感が生まれます。

さっそく実践

新品の板材にディストレスという傷などをつけた上に
このワックスを塗ると



こんなリアルな感じに仕上がります。
これを店内のいたる場所にも行うので手間は大変ですが、
そこは妥協してはいけないところなので現場の皆さん
がんばりましょう
