コミュニケーションツールとしてのアロマ

ケアーワーカーとして4年間、色々なお宅を訪問し、育児相談を受けました。

正しいか誤っているかはともかくも…情報過多の時代において
情報量が多い人ほど
子どもを観ないで情報に振り回されている人が多いように思います。


「いじめ」の問題。
息子が転校先の小学校でいじめられ、不登校(登校拒否)になり、自虐行為
(10歳なので辞典や缶で自分の頭を殴るなどでしたが)経験があるので…
今、話題になっている問題について述べたいことが、たっくさんあります。
が、当事者ではないので、安易に言及せず
息子の経験について書こうと思いました。

転校生は、どうやらいじめが登龍門のようです。
息子をいじめた男の子は、複雑な家庭の子で
誰にでもすぐ手を出すお子さんでした。
新しい学校でもすぐ友達ができた息子でしたが
「ちょっと困る友達がいる。」と言ってきたので
その子に家に遊びにきてもらいました。
他の子どもと違って、きちんと挨拶ができて
大人を観て行動する子だなぁ～と思いました。

転校して一年が経った頃、腹痛・頭痛・発熱・夜尿症…
そういった症状は、全て心の悲鳴。
ストレスからきているものなので、病院で検査しましたが
当然ながら何でもありません。
安心させる為のプラシーボ効果として
薬でない粉を出してくれたお医者さんには、感謝します。

身体に殴られた痣があったり、ランドセルが砂だらけになったり…
子どもを観察していれば、自分の子どもに何が起きているか
容易に想像できます。
親に心配かけまいと話さなかったり
話したくても上手に話すことができない子どももいるでしょう…
でも、表情だったり声色だったり…
大人も子どもも人間だもの、色々なサインを自然と出してますよね。
小さなサインでも気付いて寄り添ってあげる人が周りにいればいいのですが
気付かれなかったり、また気付いても気付かぬふりしたり。。。

学校の先生は、息子の異変に気付きましたが
いじめのせいではなく、家庭に問題があると言ってきました。
それどころか「ADHDかどうか調べて下さい。」と言ってきました。
ADHDではありませんでしたが、医者は精神安定剤を出しました。
一度飲ませたものの、ぐた～っとしてしまった息子を見て、薬は捨てました。
保護者会に行った時、いじめっ子に追っかけられていた息子が
私のほうに逃げてきて、私の目の前で息子は首を締められました。
近くにいた校長先生は「首は辞めなさい！」とだけ言いました。
担任の先生は息子といじめッ子を一緒のクラスにしない‼
と約束し早期退職してしまいました。

新学年、新しい担任の先生に今までの事をお伝えしておこうと
面談を依頼しました。
「簡単に引き継ぎはしましたが、そんなことがあったとは、同じ学校にいながらも全く知りませんでした。もしよければ、職員会議の時に話させてもらえば、学校全体で目をかけられると思います。」
今まで、学校全体の認識がなかったことに驚き
「是非、お願いします。」
と即答しました。


自殺、心の病が増えている日本。
いじめは、子どもの世界だけでないですよね。
人間関係で悩んで、エネルギー消耗して健康を害して
病気になったら働くことができなくなって…

息子をいじめッ子と離す為に、学校を休ませていた時
息子の心を取り戻す為に、私のアロマケアー「親子セラピー」が始まりました。
不登校スクールに通わせようと、見学したりしている中で
不登校クラスでも色々問題があるし、幼稚園からカウンセリングにず～っと通っている子どもがいるという現実を知りました。

感情の起伏の激しかった息子に、アロマケアーは、とっても効果的でした。
ストレスがマックスになり、ギャーギャー騒いで暴れ始めると
アロマを焚いて、落ち着く音楽をかけ
タッチケアーしながら話しを聴くと、落ち着くのが早い
そして、日頃タッチしていると、身体の硬直状態からも
心の状況がわかるようになるし、香りに包まれながらタッチングしていると
自然と会話が弾みます。

いじめでなくても、傷付いて一人で悩んでいたり
原因がわからず不登校や引きこもりになったりということもあるでしょう…
嗅覚・触覚、そして自然の愛「アロマ」によって
言葉ではない五感を使ったコミュニケーションをしてみませんか？
なんとな～く心が軽くなって、ハッピーになったり
癒されて、閉ざされていた心が開かれて、問題解決の糸口になったり
あなたにあった植物が、あなたをそっ～と手助けしてくれます






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