今日は自治体主催の講座で講師を担当しました。講演の仕事は、例年は2ヶ月に1度くらいのペースですが、今年はやや頻度が高く7回目、月1回ぐらいのペースです。

 

講演は、依頼を受けるテーマの約半数が同じテーマに関するもので、今日の講演もメインのテーマに関するものでした。以前は、同じ話を繰り返すことに抵抗があり、同じテーマでも毎回話す内容に変化をつける努力をしていました。それというのも、聴講者の中には何度も私の講演に足を運んでくださって話を聞いていただいている方もいて、そうした方に毎回同じ話では申し訳ないな、と思っていたからです。

 

しかし、連れ合いに、同じ話を楽しみに来ているのだから、ちゃんと同じ話をした方がよい、といわれて、なるほどと思いました。落語とか漫才のイメージでいいんですね。そんなことで、最近はメインのところは同じ内容にして、最新の部分の追加や主催団体に応じたアレンジをするぐらいにしています。90分の講演をするのに、以前は、10~20時間といった長時間の準備をしていましたが、最近は、2~3時間程度の準備で済むことが多くなっており、負担もちょっと軽くなっています。

 

もっとも90分とはいえ、話っぱなしだと喉が痛くなり、終わった後は一日がらがら声です。