1.受動態の不定詞
①単純形 (to) be + 過去分詞
述語動詞の時制と同時またはそれ以降であることを表す。
I was very glad to be invited.
ご招待いただきましてとてもうれしく思いました。
②完了形 (to) have been + 過去分詞
述語動詞の時制以前であることを表す。
Jim was proud to have been chosen captain of the team.
ジムはチームの主将に選ばれたことを誇りに思った。
2.能動態の不定詞と受動態の不定詞の用法上の注意
(1)両者を区別する必要のある場合
①不定詞の意味上の主語が文の主語と同じで、その不定詞の示す行為をする立場にあるときは能動態
I have some work to do.
私にはやるべき仕事がある。
②不定詞の意味上の主語が、文の主語以外の人(物)によってその動作を受ける立場が明白な時は受動態。
I want all these books to be returned by tomorrow.
この本はすべて明日までに返してもらいたい。
(2)両者とも意味が変わらない場合
①There is ~構文などで、不定詞の主語が表現されていない場合
There is no time to lose.
一刻も猶予ができない。
(timeはto loseの意味上の目的語)
There is no time to be lost.
一刻も猶予ができない。
(timeはto be lost の意味上の主語)
She had no time to lose. のように、不定詞の意味上の主語(she)がはっきりしているときは、これをto be lost とすることはできない。
不定詞が形容詞用法で名詞の後に置かれる場合は、その名詞が不定詞の意味上の目的語にも主語にもなりうるから、能動態、受動態のどちらもとることができる。
something, nothing の後に置かれる場合、能動態の不定詞と受動態の不定詞で意味が多少異なる場合がある。
There is nothing to see.
見るべきものは何もない。
There is nothing to be seen.
何も見えない。
②不定詞の前にfor us など一般の人を表す主語を補って考えれば、能動態で表せる場合
a. This story is too long to read in an hour. (for usを補って考える)
b. This story is too long to be read in an hour. (this story が不定詞の意味上の主語)
この物語は長くて1時間では読めない。
③成句として慣用的に受動の意味を能動態で示す場合(受動不定詞)
Is there a house to let around here?
この辺に貸家はありませんか。
The conductor was to blame for the accident.
その事故は車掌の責任だった。
blame bléim (…に)…の責任を負わせる,…を(…の)せいにする((on ...))
3.不定詞の進行形 (to) be + -ingで表す。
He seemed to be listening to me.
彼は私の言うことに耳を傾けているようだった。
He seemed to have been reading.
彼はずっと読書をしていたようだった。

①単純形 (to) be + 過去分詞
述語動詞の時制と同時またはそれ以降であることを表す。
I was very glad to be invited.
ご招待いただきましてとてもうれしく思いました。
②完了形 (to) have been + 過去分詞
述語動詞の時制以前であることを表す。
Jim was proud to have been chosen captain of the team.
ジムはチームの主将に選ばれたことを誇りに思った。
2.能動態の不定詞と受動態の不定詞の用法上の注意
(1)両者を区別する必要のある場合
①不定詞の意味上の主語が文の主語と同じで、その不定詞の示す行為をする立場にあるときは能動態
I have some work to do.
私にはやるべき仕事がある。
②不定詞の意味上の主語が、文の主語以外の人(物)によってその動作を受ける立場が明白な時は受動態。
I want all these books to be returned by tomorrow.
この本はすべて明日までに返してもらいたい。
(2)両者とも意味が変わらない場合
①There is ~構文などで、不定詞の主語が表現されていない場合
There is no time to lose.
一刻も猶予ができない。
(timeはto loseの意味上の目的語)
There is no time to be lost.
一刻も猶予ができない。
(timeはto be lost の意味上の主語)
She had no time to lose. のように、不定詞の意味上の主語(she)がはっきりしているときは、これをto be lost とすることはできない。
不定詞が形容詞用法で名詞の後に置かれる場合は、その名詞が不定詞の意味上の目的語にも主語にもなりうるから、能動態、受動態のどちらもとることができる。
something, nothing の後に置かれる場合、能動態の不定詞と受動態の不定詞で意味が多少異なる場合がある。
There is nothing to see.
見るべきものは何もない。
There is nothing to be seen.
何も見えない。
②不定詞の前にfor us など一般の人を表す主語を補って考えれば、能動態で表せる場合
a. This story is too long to read in an hour. (for usを補って考える)
b. This story is too long to be read in an hour. (this story が不定詞の意味上の主語)
この物語は長くて1時間では読めない。
③成句として慣用的に受動の意味を能動態で示す場合(受動不定詞)
Is there a house to let around here?
この辺に貸家はありませんか。
The conductor was to blame for the accident.
その事故は車掌の責任だった。
blame bléim (…に)…の責任を負わせる,…を(…の)せいにする((on ...))
3.不定詞の進行形 (to) be + -ingで表す。
He seemed to be listening to me.
彼は私の言うことに耳を傾けているようだった。
He seemed to have been reading.
彼はずっと読書をしていたようだった。
