地震が起きた日

彼は何かを胸に秘めていました


「私達にできる事は、何かね?」

その私の問いに、彼なりの思考をめぐらしたんだと思います。


震災二日目の夜


一枚の文書をパソコンで打ち

私達夫婦のところへ

まだ未完成なそれを見せに来ました


彼の通う学校で、被災地への義援金を集めたいという事を

校長先生にお願いする文書でした


未完成な文書は、主人が添削を入れていきます

お父さんの話はなかなか聞けない年頃ですが、

アドバイスを素直に聞いています。


               

校長先生に「YES」をもらうため

彼のできる事をやっていきます。


色々な根回しがいる事。

信頼できる送付先を探し、選ぶこと。

生徒へのよびかけの方法。


冷静になり考えると、

思いだけでは 「YES」 & 「GO」にならないことに

気付いていきます。



でも、『他人事』そして『無関心』にならないこと。

それが、私達にできる一番大切なことだと私は思っているのです。