朝、血圧がいつもより高かったのは
緊張していたせい。
緊張していたのは
今日、人生初手術だったから。
先延ばしになっていた手術が
やっと行えるくらいに血液の数値が
安定してきたところで
前日の夜であった昨夜、
見知らぬハワイの市外局番808からの
電話を取ったら主治医ではなく
麻酔専門ドクターだった。
とても穏やかな話口調且つ丁寧な説明で
とても好印象でした。
何を隠そう、
私は手術よりも
麻酔の方にビビっていたのです。
麻酔が効かなくて
手術中に痛みで目が覚めないかとか
麻酔から目が覚めず
そのままご臨終になったりしないかとか
手術予定時間よりも数時間早めに
チェックインして
最終検査や点滴や説明を受けていた時に
ナースが
『万が一、何かあった時のfinal decisionは旦那さんでいいですか?』と質問された時、J氏は一瞬間を置いてから"Yes"と言ったもんだから
『万が一』って (๑°ㅁ°๑)‼??
・・と更に動揺を隠せなくなった上に
(あとから『Final DecisionはK子のマザーと話してからにするよ』、と言うJ氏に万が一の場合は延命措置から外して、と言っておきました)
ナースが『緊急時に輸血してもいいですか』と聞いてくるから
麻酔を打たれる前から意識が遠のきました
ニューヨーク出身の麻酔のドクターは
本当に魔術師のようで
畏敬の念さえ覚えました。
手術台に乗る前に点滴で
徐々に麻酔が入っていくのですが
手術台に移動して
右腕を手術台の横に置いて
呼吸用マスクを付けられた
ものの1分足らずで私の意識は
どこか深いところへ飛んで
ドクター2人、ナース4人に囲まれ
彼らの言葉や周りの音、
何ひとつ聞こえず気づいた時には
リハビリルーム。
麻酔の魔術師に"Remember me?"と
起こされて鈍い痛みを感じたので
痛み止めを入れられて。
とりあえずお手洗いに行きたい、と言ったら
ナース1人が付き添ってくれたものの
麻酔がまだ効いていて
手脚の筋肉がオカシイくらいに機能してなくて
それはまるで生まれたての小鹿のようで
・・・まちがえた (*´艸`*)
生まれたての小鹿が立ち上がる現場のようで
ナースがひとりじゃ小鹿の私を支えきれず
ヘルプでナース他2名が駆けつけてくれました。
痛みが緩和されて麻酔が切れるまで
支給されたリッツチーズクラッカーと
グアバジュース2杯、ダラダラ飲み食いして
J氏が隣で座って待っててくれた
約2時間・・・
術後、主治医ドクターがJ氏と話したそうで
こんな報告をしてくれました。
今日の手術、
私のコンディションにより
30%しかできなかった、
・・・と ( ゚艸゚;) マヂカ
人生、思い通りにいかないことばかりだ!
けどっ!
ちゃんと麻酔から目が覚めたし
今、痛みがないし
徐々に普通歩行出来てるし
3分の1、プログレスがあったし
初めての手術に
自分、よく耐えたっ
Better luck next time!