最近のデジタル化で、「町内回覧板もそれにしては」の動きがあるようです。

 

その理由に、SNS回覧板の方が、住民の負担が軽くなる、情報を瞬時に共有できる、等があるようで、私も頷ける点が多くあります。

 

しかし、回覧板には、岡本一平作詞、「とんとんトンガラリンの隣組」の様な利点も有った気がしますので、その歌詞をここにお借りして私も一言です。

 

この歌は、各節「とんとんトンガラリンの隣組」から始まりますが、内容は、

 

  格子を開ければ顔馴染、回して頂戴回覧板、知らせられたり知らせたり。

  あれこれ面倒味噌醤油、ご飯の炊き方垣根越し、教えられたり教えたり。

  地震や雷火事どろぼう、互いに役立つ用心棒、助けられたり助けたり。

  なにが有ろうと一所帯、心は一つの屋根の月、纏められたり纏めたり。

 

私はこの様な環境で育ち、今もその想い出に浸っています。

 

だから、町内会長様、御用繁多と思いますが、デジタル回覧板と言われても、少し内容が異なるようで、賛成しかねています。