五木寛之氏の『きょう一日。』を読みました。

きょう一日。 非常時を生き抜く究極の五木メソッド55/五木寛之

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明日なき時代を生きる我が身ですが、それでも今日一日の養生をしようという心と身体のケアの本。

冒頭で、むかし一世風靡した「戦争を知らない子供達」のことが出てきます。
氏は「いつか放射能を浴びた子供達」という歌ができるかもと書いています。

「戦争を知らない子供達」の歌。
子供の頃は、分からずにいました。

戦争を知らずに生まれたことがどれだけ貴重で
どれだけありがたいことかということ。

戦後に生まれた私たちは「戦争を知らない子供達」として
生まれさせてもらえたのに

自分たちの子供には、持たなくてもいいもの、
残さなくてもいいものを残してしまいました。

それは、放射能という目に見えないやっかいなもの。

どんなに嘆いても、放射能に汚染されていない日本は数十年、100年、取り返せない。

悲しくて悲しくて、子供達にも申し訳なくて、本当にどうしようもないと思いながら
それでもやはり、何かひとつでもできることをと探しています。

専門分野でもないことは書かずにおこうと思っていましたが
1人の母親として、いま日本人が置かれている厳しい状況のなかでできることは

やはり、書くこと。

ささやかながらでも、書くこと。

そう思い始めています。