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「他力本願」という言葉をお聞きになったことがありますか。
「自分で考えたり行動したりせず、他人に任せてしまう」という風に、一般には理解されています。

しかし、この「他力本願」というのは、仏教では全く別の意味なのです。

まず「他力」とは「自力」に対しての言葉です。
他人の力、という意味ではなく、「阿弥陀如来の本願力」のことなのです。
「本願」とは阿弥陀如来が全ての衆生を救おうとして立てた願いのことです。

自分でも他人でもなく、どんな人の力も及ばない無限の力が「他力」であり
その「他力」を持つ如来の願いが「他力本願」なのです。