←クリックをお願いします。西成地区の暴動が各メディアで報道されています。
「西成騒動、なぜ続いた? 「仕事ない」「祭りや」ー朝日新聞
西成騒動で労組委員長逮捕=警察署前、無許可で街宣-大阪 時事通信
悪夢再び? 200人が騒動 あいりん地区 空き瓶や自転車投げる ーMSN産経ニュース
今朝のテレビ番組では女性キャスターが「日本とは思えない光景ですね」と話していました。
別の男性は「まるで外国の戦場のようですね」とも。
コメントを述べる方々と、暴動を起こした人々との大きな隔たりがありました。
おびただしい人数の機動隊。
暴動はネットを通じても情報が飛び交い、面白がる若者は現場に駆けつけ
携帯で写真を取り、さらに人数がふくらんでいったようです。
そうした「ネットによる拡大」の懸念からも、
何が何でも他地区へ広がることは避けたい。
この地域だけで押さえ込みたい。
威信をかけての機動隊出動であったことでしょう。
ただ…「日本とは思えない光景」とは、到底木蓮には思えませんでした。
仕事がない。
日雇いで仕事をしてもすぐにお金は尽きる。
止まる所がない。
荒れ果てた心象そのものに、見えました。
これが、日本の一側面であると見ないわけにいきませんでした。
日本を動かしていると自負する政治家は
この暴動は決して狭い地域の、限定的な人々の思いではないことを理解し
もっと全体を見るよう努めなくてはならないでしょう。
もちろん、暴動は許されません。
万一警察の暴力があったとしても、それに暴力で応じてはいけません。
「怒り」は表現すべきです。
社会への怒りを表すことは、生きて、生活している国民としては当然です。
でも、暴動はいけません。
先日、韓国で行われた「米国産牛肉輸入反対デモ」は非暴力でした。
無抵抗なデモ隊に対し、警察は水大砲や消化器で鎮圧しようとしました。
命をつなぐ食卓を守ろうと、普通の主婦までもがベビーカーを押しながら参加しました。
そしてついに大統領は、輸入延期を米国に申し入れました。
非暴力を押し通して初めて一歩進むのです。
それが人としての尊厳ではないでしょうか。
人と人が敬意を持ち、互いの思いが正しい形で表明されるよう願ってやみません。