年々増える死語の世界 アベック バイビー めんご うそピョーン モチのロン | 熊本 リサイクルショップ ~en~

年々増える死語の世界 アベック バイビー めんご うそピョーン モチのロン


一世を風靡(ふうび)したものの、時代の流れと共に使われなくなっていった言葉である「死語」。今回は、「イケイケ」や「おセンチ」、さらには「そんなバナナ」など、もはや化石同然となっている往年の死語たちを紹介します。



●アベック
かつては「カップル」のことをこう読んでいました。実はフランス語だったりします。

●バイビー
「さよなら」という意味の言葉。帰り際に元気よく「バイビー!」という女子が続出するほど人気の言葉でした。

●ガビーン
ショックなことが起こった際に発する言葉。当時はマンガなどでも「ガビーン!」という書き文字が多く見られました。

●めんご
軽く謝る際に使われていた「ごめん」を逆さにした言葉です。友人など親しい間柄でよく使われていました。「めんご、めんご!」と2回言うのがポイント。

●イチコロ
「一撃でコロリと倒れる」という言葉を縮めたもの。「これで彼女もイチコロだ」、「この技でイチコロだった」といった使われ方をしていました。

●だいじょうブイ
なにかが起こった際、問題ない場合に使われる言葉。「大丈夫」とVサインの「ブイ」を合わせたものです。「だいじょうブイ!」と言いながらVサインを作るのが美しい使い方。

●うそピョーン
相手に対して嘘をついた際のネタ晴らしに使われていた言葉。「さっきのはうそピョーン!」と明るい感じに言うのがポイント。軽いノリの言葉なので、使いどころを間違えると非常に危険です。

●バッチグー
「バッチリ」と「グッド」合わせた言葉で、物事が何事もなく順調に進んだり、状態が良好、もしくは最高の時に使われます。1990年代に一世を風靡(ふうび)した言葉ですが現在では……。

●ナウい
英語の「Now」をもじって作られた「今風の」という意味の言葉。1970年代に流行しました。もはや説明不要なほど有名な「死語」ですね(笑)。

●ノってる
気分が高揚している様を表す言葉。流行当時はコンサート会場などでアーティストが「ノってるかーい!?」と聞いたりして客のモチベーションを上げていました。

●グリコ
グリコのマークが両手を上げていることから「もうお手上げ」という意味で使われていた言葉。「今回のテストはもうグリコ」などと使われていました。今使っても、グリコのマークを知らない人には通用しないです。

●テクシー
「歩いて来た」という意味の言葉。「タクシー」と「テクテク歩く」を合わせて作られた造語です。頻繁に使われていたのは大正時代で、昭和初期あたりに使われなくなった「ガチの死語」だったりします。

●モチのロン
「勿論」という言葉のなぜか「の」を入れて作られた言葉。「勿論」をさらに強調をする意味で使われていたりしました。

●やって味噌
「~してみればいいよ」という意味の言葉です。似た言葉に「食べて味噌」というものもあります。いま使うと「なんで味噌なの?」と思われるでしょうね。

●ゆるしてチョンマゲ
相手に許しを請う場合に使う謝罪の言葉です。「~してちょうだい」の「ちょうだい」に「ちょんまげ」をかけた造語で、一世を風靡しました。ただ、相手が本当に怒っている場合などは逆効果になり得ます。

●わけワカメ
「わけがわからない」に「ワカメ」をかけあわせたなんとも不思議な言葉。流行した当時はあまり疑問に思わないでしょうが、死語となったいま改めてみるとこれこそ「わけワカメ」ですよね。


三十代、四十代ならほとんどの言葉がわかるかもしれませんが、若い読者の中にはわからない人もいるかもしれませんね(笑)。知らない人からすると、「本当にこんな言葉がはやったの?」と思うかもしれませんが、当時は若者のほとんどが使っていたものなんですよ。
いまはやっている言葉も、5年もすれば「死語」になるかもしれませんね。「てへぺろ」や「ワイルドだろぉ?」なんてのも、そのうち死語リストに入るかもしれませんよ?