日経テクノロジーOn line(2015/02/06 00:00 更新)
「もう1つの開発
第3話:“開発の鉄人”が思わず涙した、ある受講生との出会い」
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20150121/400181/

 セミナー/講座を開催していると、様々な出会いに恵まれます。
この記事でも素敵な話が紹介されていましたので、ちょっと古くなってしまいましたがピックアップしました♪

 社会人になった後に自らセミナーや講習会を受講する参加者には、その背景やモチベーション、そして吸収力にたびたび驚かされることがあります。
 人が何か不動の決意で目標を設定しそれを始める時、「知識を得る」ことは目標を達成するための挑戦に踏み出す第一歩。それだけに参加に対する意気込みが違います。

 講師の立場としては、その意気込みに応えなければならないのでこれもまた責任重大。参加者にとって難しすぎるハードルを設定すると、折角のやる気を挫いてしまいますし、甘すぎると目標にはいつまでたっても近づけない。
 参加者が最短で目標を達成できるように、不退転の決意で参加者との真剣勝負に挑む必要があるのです。

 しかし、僕はその真剣勝負が割と好きだったりします(笑)
参加者が目標を達成すると、自分の事よりも幸せな気分になれるからでしょうか?

 ともかく「好きだから」という理由もあって、僕は、2009年から技術屋.netの活動として技術者「個人」を対象とした、「学びの場=セミナーや講座、勉強会」を提供しています。

 特に対象を「技術者個人」に絞っているのは、2つの理由から。

 ひとつは、企業の依頼で教育の講座を開催するとどうしても効率を重視してしまい、参加者ひとりひとりと向き合うことができなくなるから。
 ふたつめは、会社からでなさい。と言われて参加する人と、個人の意思で、個人のお金を使って参加する人では、意気込みが大きく違うから。

 そんな僕の講習会は、広報や集客にあまり力を入れる暇がないので(^^;
定員割れが多く、下手するとマンツーマン。
会場費と交通費の方が高く付くこともあったり(笑)
それでも、本当に困っていてなんとか知識を身につけたい人が、本気で参加してくれるので、たとえ受講者がひとりしかいなくとも開催しています。

 そんな事情もあってか、参加者とは友達のように仲良くなるし、素晴らしい出会いもあったり、逆に僕が多くのことを教えてもらうこともあります。
 今回の記事とはシチュエーションこそ違いますが、こころ打たれるエピソードがたくさんあります。本人の了承を得なければブログでは書けないようなことがたくさん・・・

 それはお金に換えられない価値だと思って、コツコツとこの寺子屋のような講習会を続けていこうと思っています♪


 そんな技術屋.netの講習会ですが、、、
 技術者個人を対象に4~9月にかけての6か月間、月に1回開催する技術屋.netの老舗講習会。機械工学Ⅰ(材料力学)講習会と、計算力学(CAE)入門講習会の申し込みを2/2から開始しています。
 昨年は忙しくて開催できなかったので1年ぶりの開催となりますが、、、
今回も人数は少なくとも、申し込みの段階から意気込みの強い方からのお申込みが(笑)

 僕も参加者に負けないよう、気合を入れて取り組みたいと思います!

KEN