MONOist (2015年01月30日 19時00分 更新)
「「WRCの舞台に“戻らせていただく”」――トヨタ社長が18年ぶりの参戦を宣言 」
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1501/30/news145.html

 まだ学生だった頃、セリカGT-Fourを駆るカルロス・サインツがWRCで活躍する姿を熱狂していたことを思い出してしまう記事でした。
 WRCは、実際に市販されている車両が(中身は全然違いますが)、世界中の実際に走れる道を駆け抜けることが魅力。
 F1などのサーキットレースと比べても身近な感じがするんですね。

 当時はモータースポーツ全盛で僕も車が大好き。バイトに明け暮れてガソリン代とアフターパーツ代を苦し紛れに捻出し、真夜中になるとどこともなく乗り回す。そんな生活をしていました。

 そして、、、単純に自動車が好きだから自動車会社に働きたい。
出身の理学部物理科ではただひとり自動車会社に就職してしまいました。

 学生の時に思い描いていた自動車開発と実際に働いて実感した自動車開発ではずいぶん異なるものでしたが、、、
 どんな仕事も新鮮でしたが、工学部出身の同期には知識でずいぶん劣っていることを実感。負けないように、専門書片手に独学で工学を一から勉強してましたw

 そんな中で、衝突安全性能の開発というモータースポーツとは全く違う性能でしたが、WRCに参戦したカローラのベース車両を開発できたことは良い思い出。
1998年より参戦したカローラです。

 なんというのでしょうか?
自分が開発に携わった車が、世の中にでて買ってもらえることも嬉しいのですが、レースにでて活躍するというのは、それとは違った喜びがあるものです。
 3年間を参戦した車両ですが、1999年にはWRC年間チャンピオンを獲得。小躍りして喜びましたw
 残念ながら2000年以降、トヨタはF1への集中を理由にWRCからは撤退。
僕も仕事に忙殺されて、いつしかモータースポーツへの興味すら失ってしまっていました。

 が今回、復活宣言の記事を見て久しぶりに自動車に対するワクワクを思い出しました。
単純に楽しみです♪

KEN