MONOist ( 2014年12月16日 08時30分 更新)
「水素ステーションが足りない、それなら水素ステーション自身が走ればいい 」
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1412/16/news040.html

 昨日、燃料電池車の記事を書きましたが(↓この記事です)
http://ameblo.jp/eng-net/entry-11964656410.html


 燃料となる水素を提供してくれるステーションが、まだほとんど無いことが問題であることを記載しました。これに対してMONOISTから、対応策に関する関連記事が出ていました。

 それは、燃料電池車のインフラである水素ステーションの不足に対する対応策として、移動式水素ステーションに対応するパッケージ型水素ステーション「Hydro Shuttle」を設けるというもの。

 水素を供給するトレーラーということですね。

 トレーラーに水素供給設備を搭載することによって、水素ステーションの設置にかかるコストと工数を抑えることが出来るそうです。

 がそれは、インフラ整備側の事情であって、これが消費者にとってどのように活用されてメリットを生み出すのかが分かりませんね。
 そこで使い方について少し想像を巡らせてみました(^^


■トレーラーハウス型活用
 
 燃料の補給以外は、固定の場所に設置された水素ステーションとして活用します。
消費者にとっては、その場所に行けば補給ができる。という安心感がありますが、普通過ぎる気がしますね;

■流しのタクシー型活用

 主要幹線道路を水素ステーションが流していて、補給の必要な人が呼び止めて補給する。
非常に広い範囲をカバーできると思われますが、運が悪いと燃料補給ができないなんてことも;
大型トレーラーが呼び止められる度に幹線道路に駐車するというのも迷惑になりますね。
現実的では無さそう(笑


■移動図書館型活用

 移動図書館のように、場所と時間を予め決めて(情報を流して)おいて、定められた場所と時間に合わせて移動しながらステーションを設置する活用です。
 流しほどではなくとも広範囲をカバーできますし、多少不便はありますが、補給の時間に左右されない人であれば便利かも知れません。

 
 と、3つの活用が主にあるのかな?
インフラ不足の対応策としての移動ステーション。
コストと工数の削減という目的だけでなく、せっかくですから移動できるというメリットを活かして、ちょっと意外なサービスに繋げてもらえたら・・・
 燃料電池車の普及に拍車がかかるかも知れませんね。

KEN