CAE解析は、自分が担当者である頃は、知らない人なんていないのではないか?
というくらい、メジャーな検討ツールだと思っていたのですが、
一度、関わりの無い仕事に就くと、その存在すら忘れてしまうほど、縁の無い世界になります。
とはいうものの、CAE解析による技術支援企業は、数多く存在してこれからのモノづくりには、
CAEが時代をリードするようなコメントがあったりします。
製造業の内部にいる限りは、そんな実感って無いなあ・・・(笑
というのが、KENの率直な感想。
CAE解析というのは、性能検討のひとつのツールというだけですし、、、
その性能検討も、実験無しでは完結しない事の方が多いです。
どこまで行っても、バーチャルがリアルを追い越す事なんて出来ないことを痛感するのです。
細かい話は抜きにして、ツイッターでそんなことを呟いた所、、、
まあ、大意は共感頂いたものの、、、このツールを使いこなすヒトの能力が時代を切り拓くのだっ!
といったリツイートなんかも頂きました。
「このツールを活用するヒトの能力が、時代をリードする。」
技術者の自分は、納得するのですが、経営者の自分が納得しないんですよね~(笑
僕はCAE解析なんて無くても、、、モノづくりへの影響は少ないよなあ。とか考えています。
僕が新人の頃は、製品開発にCAE解析なんて使ってはいませんでしたし、、、
一生懸命、CAE解析の有用性を結果と共に訴えて来た時代も、
「おまえなんかいなくても、ものは出来る!!」
と、言われて追い返されつつも、「その通りだ~。」なんて感じている自分もいました。
そう、、、
CAEはツールですけど、工作機や溶接機ではないので、モノは造れます。
性能予測に役立つツールですが、実験で生じる不具合の全てを予測できる訳ではありません。
所詮は 「 あったら便利だし嬉しいけど、無くても構わない。 」 程度のツールだと思うんですよね(笑
しかも、そんなツールが、
「 活かすも殺すも使う人次第。 」って言われたら。。。
経営サイドから見たら、「占い」と一緒だなあ(笑
う~ん、今回の製品ではちょっと心配だから、占ってもらおうかなぁ~。とか、
○○さんの予測は良く当たるらしいぜぇ~。とか、、、(笑
「 占い 」 もヒト次第。
占ってもらった方が様々な視点で人生を見つめ直すきっかけにもなるし、豊かにもなり得る存在。
だから、CAE解析と占いは似てるなあ。って思ったんです。
大人気の占い師の方は、どのようにその価値や有用性をPRしているのか、、、
そんな所から、CAEの活用についても見直してみたら良いのかもしれませんね~。
あっ、ちなみにKENは、占いは大好きですし、占い師の方は尊敬しています。
数名、占いで起業されている方を知っておりますが、人物を見る眼や、洞察力の鋭さが印象的です。
貧乏なので、滅多なことでは占ってもらうなんて事はありませんけどね。。。
KEN
「技術で生きる自分の未来をプロデュース」
技術屋ねっとワークスは、そんな機械技術者を応援しています!!
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