本業では、「CAE解析を活用する」 ことに関してあらゆる技術支援をしています。





 たま~に、ちょっとビックリするくらい変わった内容の技術支援もあったりして、、、


内容に捉われず、さまざまな経験を積む事が出来る、この仕事に面白さを感じています。





 その多くは機密性の高い内容なので、ご紹介する事が出来ないのですが・・・


ちょっと変わったCAE解析のひとつが、ちょっとだけご紹介できるようになりました~。








普通の業務は、機械の構造に関するCAE解析の技術支援が多いのですが、、、





今回の変わった業務というのは、


信州大学の繊維学部さまにご協力させていただいた研究で、なんと「紙オムツの装着解析」





 オムツって、ただのパンツではないっ!!(←力説)








 大切な機能がたっぷりあることはご存知かと思います。


通常は、快適である必要がありますし、○○○の状態では不快を感じつつも肌にやさしい方が良い。





 従来は、これを経験とノウハウで新製品の開発が行われていたそうですが、


これをもっと定量的に把握することによって、より良いオムツを世に生み出そうという研究です。


その検討ツールとして、CAE解析によるシミュレーションを用いることとなったのです。





 なぜ、CAE解析を使う必要があるのか?


実は、装着状態にあるオムツの中を、定量的に計測する方法が無いんです。





 「紙」というやわらかい素材で囲まれたその中を、計測するのは容易ではないんですね。


だからこそ、シミュレーションで計測する。という方法が浮上したのです。








 実は、CAE解析でも「やわらかい素材」を再現する事は至難の業。


予想も付かない不具合が起こったりなど、、、滅多にない経験が数多く積めました~。





 何より全く知らない異分野。


ご協力させていただくこと自体が、本当に楽しかったです。感謝!!











 研究はその第一段階を終了して、無事、繊維学会で発表されたそうです。


眼に見える成果が現れる。。。嬉しいですね♪





KEN





ペタしてね