最近、ものづくり界では「グローバル化」という言葉をよく耳にします。
この言葉を耳にすると、一瞬、頭の中が止まってしまうんです。
今の「グローバル化」って言葉は一体、どのような意味で使われたんだろう??
とそんな時、「グローバル化」という言葉の持つ意味を、ひと言で表現してくれた方がいました!!
「世界中の経営資源を使って、世界中を相手に商売することだよ。」
なるほど。って思ってしまいました。
経営資源である、「ヒト」、「もの」、「金」は、世界のどこからでも集めてものづくりを実施する。
世界のアチコチでニーズを吸い上げ、ニーズに合わせて販売する。
ってことですね。
だから、製造を開始するためには、
造りたいものに合わせて、世界中からそれにもっとも適した技術とコストのヒトを集める。
造りたいものが、もっとも品質が高くコストが抑えられる土地や設備を決定する。
そして、それを造るために、世界中の投資家から資金を調達する。
が必要。
いま、日本の製造業がグローバル化を図ろうとしたら、、、
これを造るには、日本人の技術者を雇うしかない!!
ってくらい日本の技術者が、他の国に負けないくらいの技術とコストで働いているのだろうか?
そんなことを考えたら、「グローバル化」という言葉に底なしの恐怖を感じました。
これからは世界の技術者たちの中で、キラリと光る技術力を見せなければならない時代。
ひたすらに努力する必要があると思うのは、KENだけなのでしょうか。。。
KEN
