リスクとは、「損失や被害やその他望ましくない出来事の起こる可能性」を指します。





 リスクは、「損失するおそれのある資産」 の 「損失のきっかけとなる弱点である脆弱性」 に


「損失をもたらす原因である脅威」 があると生じるそうで、、、


どんなことでも、万が一の時には損失が最小限となるよう、リスクの要因を管理することが大切ですね。





 工学技術も、リスク管理は技術者にとって大切な業務のひとつです。





 例えば、新素材を製品に採用する場合・・・


「新素材」 というものの脆弱性は、実績が少ない事から来る 「信頼性の低さ」 で、、、、


新素材が持っている想定外の性質は、「市場事故発生につながる」 脅威だったりします。





 リスクは無い事が一番!!


なんて思うのですが、ものづくりでは、技術そのものが価値であり、


それを捨ててしまっては、商売あがったり。になってしまうので(笑


 必ずそのリスクと共存を図らなければなりません。





 と、リスクについていろいろ調べたので、記載してみたのですが~。。。


ひとづくりを話のネタとするこのブログはここから本題(笑





 技術者自身も、ものづくり企業にとっては資産だと思うんですね。





知見やノウハウを豊富に持っている人財は、まさしく「損失のおそれのある資産」





 技術者の脆弱性って、、、


怪我や入院で仕事が出来なくなったら困るし、ライバル社さんに転職されても困るのが脆弱性ですね。


ってことは、危険な場所で働く環境だったり、ライバル社さんのスカウトの手が伸びる事が脅威。





 技術者と言う人財は、安全な環境下でライバル社さんとの接触がないように管理すれば、、、


リスクと共存できるんです。





 それ以外にも、リスクを生まない方法もありますね。




マニュアル化した手順書に従って作業する事だけを、業務にすれば知見やノウハウは生まれず、


リスクが発生しません。


これを、派遣社員のような会社を渡り歩く人材に適用すれば、企業の資産は守られながらも


生産性を向上する事が出来ます。





 でも、これは企業側からみた人財に対するリスク管理なんです。








 技術者自身は、その人生に対するリスクをどのように考えるべきなのでしょうか?





技術者にとって、自身の資産は技術の知識だったり、知見やノウハウです。


これを蓄積すればするほど、資産価値は高まります。





 では脆弱性はというと・・・





新しい情報や技術に触れる事が出来ないことであったり、


自分の望む仕事に就いてスキル・キャリアを積めないことなのでは?





 となれば脅威となり得るのは、、、


企業が、技術者に対して実践される人材のリスク管理の実態なのではないでしょうか!?





 製造業を取り巻く情報セキュリティは、年々高まっていて、その機密性は今や強固な要塞。


もともと都心から離れた田舎で働く事が多い技術者は、


朝早く(?)から夜遅くまで情報から隔離された社内で、もくもくと働きます。


 携帯電話すら会社に持ち込めず、1日の大半を社内で過ごす。


(逆にデータを家に持ち帰って仕事をすることもありませんが。)





いつ日進月歩の技術の世界から取り残されても、本人には分からないことでしょう。


 ↑自分自身も、企業内で働いている時には、外の世界の状況が全く把握できずに


大きな不安を抱いたものです。まさにリスクですね。





 このような状況が続く事は、、、


企業にとっても技術者にとっても大きな損失に繋がるのでは~??





と考えてしまうのでは、KENだけなのでしょうか。


互いのリスクと上手に共存する方法、もう一度考え直したいものですね~。





KEN





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