「ものづくり」と「ひとづくり」を応援する技術屋、KENです。




 今週末は、関西でのCAE勉強会、技術者交流会を開催しますんで、大阪へ出張です~。




この活動も、ちょうど1年。


7月からは、技術屋ねっとワークス
の活動を、技術者個人のスキルアップ・キャリアアップに絞ります。


しかし、その幅は広げて、より機械技術者が本当に必要なスキル習得に力を入こう!!


 と、計画していますグッド!






 そんな関係で、最近、いろいろな方にお会いして情報収集やら、コラボの可能性を探ったり、、、


積極的に活動をしています。


 


 今回は、その活動中に大手企業の管理職の方とお話ししているときに感じた


「企業の管理職」と「現場の技術者」のギャップの話です。




 このギャップというのは、、、「自己研鑽」に対する認識。




 向上意欲の強い若手のエンジニアって、日中は仕事をこなしながらも、夜遅く帰宅した後に、資格取得など


ガンバって勉強しています。


 例えば、KENの勉強会メンバーのとある方は、大学が文系だったりして工学はメッチャ苦手叫び


なので、周囲にエンジニアに対して迷惑をかけたくないし、取り残されたくない~。


と、努力に努力を重ねています。




 KENから見ると、そういう方は他のエンジニアと比べて仕事に対する意識が高いなあ。って思うんです。




でも、、、 先日、お会いした大手企業の部長さんからは、


「 工学の基礎知識や、モチベーションを高く維持して課題に取り組む訓練って、入社する前にやっていて当然でしょ? 今は、わざわざそんな所から会社が教育する時代ではないよ~。」


と、軽く一蹴されました(笑




 これにはちょっと凹んだKENでしたが、よくよく考えてみれば・・・


最近は、製造業も終身雇用が崩壊しており、エンジニアの転職は当たり前。


 優秀な派遣技術者もたくさんいますから、能力の高い人財は、「育てる」よりも「探す」時代。




だからわざわざ、社員に投資をして育成する必要など無いんです。


逆に、教育した挙句、ライバル社へ転職されたら元も子もないですしね~にひひ




でも、エンジニア個人の立場から見ると、、、


 会社は教育してくれない。


 自分よりも優秀な人財が見つかれば、ぽいと用済みで、クビを挿げ替えられてしまう。


なんという危うい状況。




これを打破するためには、自らがスキルアップに投資して防衛するしかないんですね~。


 だからこそ、「自己研鑽は当たり前。」


仕事に対する意識を高く持たなければ、淘汰されちゃうんです。




 部長さんの見識には、確かに納得できるなぁ。。。


ということは、KENはあくまで個人の機械技術者を応援するスタンスでいなければならないんだぁ。


と、「学び」を得た打合せでした。。。




KEN




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