「ものづくり」と「ひとづくり」を応援する技術屋、KENです。
今週末は、関東の勉強会と交流会。
いつもどおり、KENは、CAE勉強会の資料準備に励んでおります~。
http://www.loid.co.jp/eng_net/html/ivent/eng_cae_east_1006.html
今後の勉強会では、いよいよ構造解析に用いられる有限要素法の勉強に入ります。
が、どうしても有限要素法を勉強するためには、弾性力学の基礎知識が必要。
そこで、今月はワンクッション置いて、弾性力学の基礎について勉強します![]()
有限要素法を勉強する時に、多くの方は弾性力学の知識不足で挫けてしまっている。
とKENは感じています。
その大きな理由のひとつが、微小領域の怪にあるのでは?
例えば、歪みの算出。
材料力学では、「 歪み=変形量/もとの長さ 」と習います。
ε=δ/l と書けばお馴染み![]()
もとの長さに対する変形量の比率が歪みなんですね。
これが弾性力学では、変位uを微分したものが歪みだと教えられます。
つまり、 ε=du/dx と書きます。
う~ん、、、微分の形に間違いありませんね。
でも、「???」になりませんか?
材料の中から長さ dx の微小な一部を取り出して、そのぶんの微小な変位 du を変形量とすれば、
もとの長さ⇒dx , 変形量⇒du ですから
材料力学と同様、歪みは、もとの長さに対する変形量の比率になりますから、、、
確かに、微小領域の形に文字を書き変えただけで歪みになります。
というと、大体みなさん、納得するのですが、、、
納得は出来ても、どこか腑に落ちないんですよね~。
それをKENは、微小領域の怪と呼んでます(笑
というわけで、今回の勉強会は、微小領域との戦いとなりそうです。
気になる方は、遊びに来て下さいませ~![]()
と、、、非常にマニアックなお話しでしたm(_ _)m
KEN
