「ものづくり」と「ひとづくり」を応援する技術屋、KENです。




 先週、障がいのある子どもたちと化学実験をやって来ました音譜


 と言っても、KENは機械系技術者ですから、実は化学は苦手ショック!


大学の一般教養以来かなあ。。。


 なので、化学の得意なお仲間を先生としてお招きしまして、、、KENも生徒ですグッド!




やっていることは、固体の欠片と、数種類の液体をコップに入れて、、、かき混ぜるだけ。


先生が、短時間でちゃんとしたものが作れるように、分量の書いた紙まで準備してくれましたチョキ






簡単そうに聞こえるでしょ?






 ですが・・・みーんなちゃんと出来ているのに、KENだけはある液体の分量を間違えちゃいました(爆


苦手なんですよねぇ。。。こういうのダウン




しかし、KENは、


「この分量の方が良いモノが出来るんだぁ!!」


逆切れとゆーか、開き直りとゆーか、根拠の無い自信を見せつけて混ぜ合わせていたら・・・


偶然にも、とても良い出来あがりのモノが出来ちゃったんですひらめき電球


マグレ当たりってあるものですね~。






 なんていう自慢が、今回の話題ではなくにひひ


KENが感心したのは、先生の 「 技術屋的習慣 」。




 例えばですね。




1) しっかりと現状把握~。




 KENが分量を間違えた時・・・どのくらい分量が変わってしまったかをすかさずチェック!!!




↑その液体だけ、2倍の分量を入れていたことがバレてしまいました~。・・・なんと不器用な(笑)






2) しっかりと結果分析~。




 出来あがりの違いが、正規のモノに対して、どのように違うのかをチェック!!!




 どこが「良い」で、どこが「悪い」のかをきちんと把握しているんですね~。


ちなみにKENの分量だと出来あがりは良いのですが、反応にはちょっと時間が掛かり過ぎる。




↑分量を間違えて大騒ぎしていたので、KENはあまり分かっていなかったのですが(笑






3) 何故、そのような違いが発生したのか、仮説を立案~。




「 おそらく、○○には、××のような効果があるから、この分量を多くしたので、このような結果に


なったんですね~。


 また、事前の準備で私が使用していた△△と、今回使用している△△は、ちょっと違うものだから


KENの作ったものは、たまたまこんなんなって、偶然にも良かったのかも~。」




 と、こんな感じで、、、先生はとっても楽しそうに語っていました汗






 実は、このように手順を踏んで、事実関係をチェックしていき、何故そのような結果になったのか?


論理的に考えていく事って、技術者が最も得意とするところ。




 ベテランになればなるほど、無意識の内に、論理立てて考えていく。


ほとんど、習慣化されているんですね。




先生は、ベテランなんだな~。 と、KENも感心する場面でした。






技術者のこういうところって、、、


一般の方には、「理屈っぽい。」 とか言われてしまう部分でもあるのですが、、、


マニアな専門知識を総動員して、このようなことを考えているため。だとKENは思っています。




この、「マニアな知識」ってところを抜いてしまえば、どんな仕事をするにしても、大切なことだよな~。


分野に関わらず、技術者が共通して持っている大きな長所なんですチョキ






このような理系な思考。もっと世の中で活用できるのではないだろうか??


と、いろいろ考えを模索していまーすニコニコ




KEN




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