「ものづくり」と「ひとづくり」を応援する技術屋、KENです。






先日、「まずやってみる」。その結果を見て、どうするか決めるようにしています~。


なんていう記事をアップ(↓)したのですが、、、




http://ameblo.jp/eng-net/entry-10544907046.html




 CAE解析の実際の業務の現場では、、、




この 「やってみる」 って、ムダな検討を生む事もあるよなぁ。


・・・なんていう構造解析の事例なんかも思い出してしまって、先日の記事も一概には言えんなあ(笑


と苦笑してしまいましたえっ






 構造設計において、CAE解析による構造検討は、「目的」を明確にして、結果を「予測」することが大切です。


実際に構造解析を業務でやっている方は、知らず知らずの内に身に付けていることが多いかと。




なので、例えば、、、




CAE解析の結果が目標に未達。 対策案の検討会議で、上司や、他部署の方から、


「 こんな対策案で、検討してみたらイケるんじゃない? 」


と幾つかの案が出された時、、、




 その対策案では、




 得られる効果はきっと少ないぞ~。


とか、


 性能に全く影響しないぞ~。


とか、


 分かっちゃう事も多いんですね。




で、、、一生懸命、その対策案は検討の価値に値しないことを説明するのですが、、、


「まー、やってみなければ分からないじゃん!!やって結果を見てから考えようよ!!」


なんて、押し切られるパターンがあるのですしょぼん




 結局、意味が無い事を証明するために、その対策案を検討してたりして叫び


ムダだなあ。。。(笑






これって、


 その対策案に価値が無い事を理解できない上司や他部署の方に問題があるのか?


それとも、


 上司や他部署に、きちんと説明できない担当者に問題があるのか?




どっちもどっちかなあ。。。あせる




 互いにレベルの高い議論が出来るように、したいですね。


日頃から力学の知識を拡充したり、過去の知見を学び直したり、自己鍛錬に励む事が重要だと思うのですが、どうでしょうか?






ちなみにKENは過去、上司や他部署の方が提案してくれた 「効果が無いと思われる案」 でも、


 「 とにかく、やってみよ~。 」


でやってみたら、意外な効果があった経験も多々あるので (笑




全てが、愚策ばかりではないと思っています~。


いずれにしても、関わっている方々全員で、「目的」を明確にして、事前に「予測」をしておく。


これをしっかとやっておけば、たまには、ムダだと思っていた検討に価値が出るかも~ニコニコ




KEN




ペタしてね