こんにちは、、、「ものづくり」と「ひとづくり」を応援する技術屋、KENです。




せっかくなので、KENの本業であるCAE解析についてもう少しお話をニコニコ






 昨日は、「CAE解析ってどんなもの?」ってお話してみましたが・・・


http://ameblo.jp/eng-net/entry-10501461218.html






CAE解析では命題とも言えるのが




 「実際の現象とどのくらい合ってるの?」




という精度の問題。






 例えば・・・




震度7でも壊れない家を建てたい!!


だから建てる前に、CAE解析で壊れないかどうかシミュレーションしてみようビックリマーク




 で、建っている家の地面がぐらぐら揺れるシミュレーションをしたとします。




アニメーションを見たら、家はピンピン。 全然壊れそうもないなあ。オッケーだ~グッド!


と、喜んで家を建てたその矢先・・・




大地震が発生・・・家が倒壊してしまいました~ガーン


なんてことがあるかも!?






すると、CAE解析で、性能予測した技術屋さんは責められます。


「このシミュレーションって合ってないじゃん!!どうしてくれるんだ~むかっ






こんな事から、CAE解析って疑わしいよね~。怪しいよね~。信用ならないよね~。


って言われちゃうんですね..orz






 この例の問題って、CAE解析以外の所にも、いろんなところに気になる点があるんです。




実は、発生した大地震って、震度7以上だったんじゃないの?


とか、


実は、家を建てた地盤って、想定していたよりゆるいんじゃないの?


とか、


実は、家を建てた時に、手抜き工事があったんじゃないの?


とかとかとか・・・




現実とバーチャル。


しっかりその違いを分かった上でやらないと、「実際の現象と合わない」意味の無い結果になっちゃうんですね。






もちろん、CAE解析自体にも問題があったかも知れませんが。。。








 ですから、、、CAE解析をやる時は、




 やっぱりいろんな所へ行ったり、話しを聞いたり、現場を見たり、一緒に汗流して作業しちゃう技術屋さんにお願いすると良いと思います音譜




 KENはコンピュータを前にして作業をするCAE解析の技術屋なのに、経験を積んでいる時は、、、


 「現場100回!!」


なんて上司から怒られて、いつも工場や実験場をウロウロ徘徊してたのですが、


現場のおっちゃんに


「あぶねぇぞ!!」


なんて怒られて・・・どこへ行っても怒られる生活をしてました(笑




 そんな経験が、、、今はとっても役立っているんですけどね~チョキ




KEN