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山口・広島・福岡 おとなの英会話スクール
あなたの夢を英語で叶える
Eng.ing(イングイング)代表の井原由佳です。
先日、東京の友人から届いた写真付きメールでふと笑みがこぼれました。
「幸せます(しあわせます)」
(東京の友人が送ってくれた、とある日の新聞の一記事に、地元山口県防府市が紹介されていました。)
≪幸せます≫
「”幸いです”を書き間違え&言い間違えているのかと思ってた。」
これまでに、山口県外に住む友人や生徒さんに何度か言われたことがありました。
山口県の地域的な方言で、「幸いです・嬉しく思います・たすかります」などの意味で使うこの言葉。ですが、上記の新聞にも書いてあるように、実際には、私の年代で使っているのをあまり耳にしたことはありません。私がこの言葉を意識して使うようになったのには、ある出来事があったからでした。
とある、メールのやり取りで感じた大和撫子の品格。
私がこの言葉に初めて出会ったのは、20代半ば、英会話スクールに勤めていた時でした。生徒の親御さんと仕事でメールのやりとりをしていた時、ふと目に留まったのです。
とある保護者の方が使われていた「幸せます。」の文字。その方は、いつも気持ちのこもった丁寧な文を送ってくださり、そこに、大和撫子のような、日本女性の品格を私は感じていました。その方とやり取りをする中で、
「私も、文面でも、こんな素敵な品格を持った人になりたい。」
そう思い、その頃から意識して使うようになりました。
もっと地元を知ってもらうきっかけになれば
そしてその後、その言葉が地元防府の地域ブランドであることを知り、
「もっと、地元山口県や防府市を知ってもらうきっかけになれば」
との想いで、そこからまた意識して使うようになったのです。今となっては、自分の中に定着し、欠かせない語となりましたが、「はじめて聞いたけれど、ほっこりするね」「優しい響きがあって、とても素敵ですね」と、他県の友人たちにそんなお言葉をいただき、素直に嬉しかったのです。
こうして、山口県の方言から地元を知っていただけること、本当に嬉しく思います。(若い頃は、方言が恥ずかしくて、大学で関西に出た頃には、かぶれたように関西弁を使っていたのが懐かしいです。笑)
そんなこんなで、これからもきっと「幸せます」を使い続ける私でしょうが、
書き間違えでは、ありません。笑