サンタ制度をしないことで、変な顔をされたり非難されます。義父はかわいそうだ、したげたらいいのに、と豪語。スーパーや銀行などで、知らない人との会話としてサンタ来た?とかいい子にしてないとサンタさん来ないよ、なんてのは日常茶飯事です。子どもはサンタの仕事を知らないわけですから、なんのこっちゃという質問の意味がわからないので大体私が、サンタはうちしてないんですと言うと相手はなんと言っていいのかやや気まずい雰囲気が流れます。
街のあちこちにサンタが出没しますが、モールで見かけようと、クリスマスイベントで見かけようと、彼らにとってはただのおっさんでしかないので、騒ぐこともありません。他の子は真剣におっさんに何が欲しいか頼んでいます。夢があっていいという人はそれはそれでいいですが、そういうのを見るたびに、個人的にはサンタ制度してなくてよかったと思うのです。
サンタ制度なしだと言うことで、大抵の人が自分のサンタはいないとわかった体験の話を持ち出します。友達から聞いただとか、家でおもちゃを隠しているのを目撃したとか、親に追及したらあっさり認めてたなどなど。どの体験談にも共通するのは、悲しみ、怒り、落胆でした。
夫がサンタ制度を絶対したくないという理由は、神の存在を説明しにくくなるからでした。当時はバリバリのクリスチャンだった彼は、サンタが嘘だと告白する日が来れば、じゃあキリスト様はどうなのさ?となったら、それはホントだけど、サンタはウソっていうのは信憑性に欠けると判断したようです。それには私も賛成でした。
私は、ただフリをしてプレゼントの準備をしたり大変なのが嫌だし、数年間それをし続けるという情熱も全くないという怠惰な理由でした。。
サンタへの欲しいものリストが尽きない子どもをみると、微笑ましいと同時にモノに溢れた世の中に少しうんざりします。ありとあらゆるおもちゃに電池が入ってて、いちいち音を立てる、しゃべる、音楽が鳴る。面白いものもありますが、ほとんどのものは不必要に音が出るように思います。子どもが自分で車の音を口で出したり、そういう遊び方でいいと思うのです。
欲しいものがあるのは普通ですが、もらうことに焦点が行き過ぎると思います。
まあ、それよりもサンタの衣装を着ているだけで、その人の膝の上に自分の子どもを乗せて写真を撮ったりするのもふとヘンだな、なんて思いました。サンタが若くてハラもでてない男性なら、母も写真を撮りに並ぶ甲斐があるというもんですが、ヨボヨボおっさんですからねぇ。心が踊りませんです。
夢がなくてすみません。