糖代謝の記事を書きながら

よくよく思い出したら

 

去年の秋

9月10月11月と

毎日毎日大量に脱毛していました。

 

秋は髪が抜けやすいというのは

前からありましたが

 

尋常じゃない量。

 

1回のシャンプーで

この写真くらい、いやもっと?

 

ぞっとするくらい抜けていました。

 

画像引用元:https://www.agaskin-woman.jp/lab/hatsumou/stress-faga/

 

シャンプーだけではなく

 

ブラッシングして抜ける

 

髪を乾かして抜ける

 

脱衣所や自分の部屋の床は

抜け毛だらけ・・・。

 

このままいくと

地肌見えちゃうんじゃないか・・・。

 

そうなったら

整体の患者さんたちには

事情を話して

ウィッグをかぶろう。

 

と思っていました。

 

12月に入った途端

パタリと抜け毛が減りました。

 

シャンプーしていて

抜け毛の量が半分以下に。

 

「あれれれ?」

 

そう思っているうちに

抜け毛はどんどん減って

 

2月の今では

 

抜け毛増量以前よりも

はるかに少なくなりました。

 

先日美容室でも

「全然抜けてないっすよ」と言われました。

 

抜け毛が減ったタイミングとして

ひとつ考えられるのは

 

糖分をしっかり摂るようになったこと。

 

 

改めて考えると

そこまで抜け毛がひどくなったのには

思い当たることが。

 

 

抜け毛のひどくなる前の半年間

完全に糖質制限状態だったのです。

 

 

春先~秋にかけて

お店の忙しい状態が続き

 

私は

昼食をちゃんと食べていませんでした。

 

昼食を食べないで過ごすか

ナッツなどの簡単なもので

済ませていました。

 

そして、夕方

帰り道のコンビニで

 

ビッグフランクや

アメリカンドッグ。

 

そんなものを夕方に食べる罪悪感から

夕食は

白ごはんは控えめにしていました。

 

朝は

松葉粉末をかけたヨーグルト。

 

 

改めてふり返ると

かなりの糖質制限状態でした。

 

 

おなかが減らないことが

いいことだと思い

 

糖質類を補給していなかったんです。

 

食事と食事の時間があき

私の体は

かなりの低血糖状態に

なっていたんでしょう。

 

その反動で

油っこい物が食べたくなる。

 

悪循環でした。

 

 

 

前の記事にも書きましたが

私たちの細胞は

糖質からエネルギーをつくります。



 

糖は必ず摂らなければならない。

 

糖質を控えると

エネルギー不足になるので

 

カロリーを補うために

体は脂っこい食べ物を求めます。

 

そして、

食べた脂肪を使って

エネルギーをつくろうとしますが

 

そもそも

脂肪からエネルギーをつくるのは

 

糖が入ってこない

非常事態の時のみなんです。

 

つまり停電時に

非常用電源を使うようなもの。

 

非常用電源で

生活しようとしたら

 

当然

優先順位の高いことから

エネルギーを割り振ります。

 

たとえば

心臓を動かすとか

呼吸をするとか

胃腸を動かすとか。

 

 

逆に、

優先度の低いもの

 

たとえば

肌のターンオーバーとか

髪の毛とか爪とか

生理周期とかは

 

余力が余ったら

エネルギーを割り振る。

 

 

高機能コスメとか

お手入れ以前の問題。

 

 

そしてできるだけ

エネルギーを浪費しないよう

 

動かないように

考えないように

セーブするから

 

疲れやすくなり

考えがまとまらなくなり

活気が失われる。

 

 

私自身は、意図的に

糖質制限をしているつもりは

なかったけれど

 

気づいたらそういう生活に

なってしまっていました。

 

 

その兆候が

大量抜け毛に現れ

 

糖代謝を改善したら

1か月で抜け毛が減ったのでしょう。

 

あ、あぶなかった。

 

 

糖質制限ダイエットや

高脂肪食のケトン体ダイエットは

 

深刻なエネルギー枯渇を

招きます。

 

慢性疲労症候群

副腎疲労症候群なども

 

糖代謝が落ちて

エネルギーが回っていない

可能性があります。

 

 

私はわりと早く気づいて

改善できたのでよかった。

 

偶然とはいえ

はちみつに興味を持って

救われました。

 

 

参考になればうれしいです。



次から

PUFA(過酸化脂質)について

書いていきます。