こんばんは。
突然ですが、あなたは、センスと聞いてどのようなイメージを思い浮かべますか?
僕は、「選ばれた人しか持っていない才能で、努力では手に入らない能力、感性」かな~と思ってました。
ですが、先日「センスは知識からはじまる」という本を読み、センスは鍛えられることを知りました。
美術の成績が悪く、自分はセンスがない人間だな~と諦めていたのですが、センスは鍛えられると知り、ちょっと気持ちが明るくなりました(笑)
さて、そもそもセンスって何?という疑問があると思いますが、「センスは知識からはじまる」の著者である水野学さんは以下のように定義しています。
”センスとは、数値化できない事象を最適化すること。”
”センスのよさとは、数値化できない事象の良し悪しを判断し、最低化する能力である。”
数値化できないってとこがポイントですね。
例えば、ファションセンスで考えると、センスがいいというのは、服の着こなしがかっこいい/可愛いということですよね。かっこいい/可愛いという感性は、数値で表すことができません。
でも、かっこいい/可愛いと思うのには、何かしらの要因、要素があるわけですよね。センスがいいというのは、それらの要素、要因を上手く処理できることをいいます。
センスとはどういったものか分かったところで、じゃあセンスってどうやって鍛えるの?という疑問がわきますよね。センスを磨く方法は以下に集約されます。
知識の集積をすること
知識を集めることがセンスを磨くことになるのは、選択肢が多い(=知識が多い)方が、センスのいいものを作れる可能性が高いからです。
例えば、赤、白、黄色の3色しか知らない人と、30色知っている人だと、30色知っている人の方が、表現の幅がそれだけ広いので、センスのいい絵を描ける可能性が高くなりますよね。
センスがないと嘆く前に、ファッションだったら、服の知識、着こなしの知識をインプットする。絵だったら、色彩のこと、絵画のこと、美術史を勉強する。
まずは、その分野の情報をできるだけ多く仕入れることが大切です。
もちろん、知識を集めるだけで必ずしも、天才的なセンスの持ち主になれるわけではありません。努力では到達できない、天才と呼ばれる人だけが持てるセンスもあると思います。
ですが、全く鍛えることができないというわけではないので、そこは前向きに考えて、センスを磨いていきましょう。