新刊案内:親子でつくる自然エネルギー工作①風力発電 | 全国ご当地エネルギーリポート!

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-エネ経会議・特派員:ノンフィクションライター高橋真樹が行くー

自然エネルギーにかかわる新刊と記事執筆のお知らせを、2つさせていただきます。

1)新刊『親子でつくる自然エネルギー工作』4巻シリーズがまもなく出版!

 1年かけて制作してきた書籍が、今月12日に発売されます。東京理科大学で自然エネルギーをつかった工作を研究している川村康文先生のゼミと共同で作成いたしました。本書『親子でつくる自然エネルギー工作』(大月書店)シリーズは、わたしたちの身の回りにある自然エネルギーを、工作を通じて親子で体験するものです。
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ご購入はコチラ!→親子でつくる自然エネルギー工作①風力発電

 身近な素材を使って電気や熱をつくる装置やおもちゃなど、全25種類の工作をフルカラーで図解。誰でもつくれるよう丁寧に解説しています。対象は小学校中学年から中学生ですが、本格的な工作や実用的な充電器もあり、大人でも十分に楽しめます。巻末には、ぼくが全国で取材した地域のエネルギー事業の数々をご紹介。エネ経会議の会員さんも多数登場します。

 本書を通して、子どもたちに、さまざまな方法でエネルギーを活かす可能性を感じとってもらえれば幸いです。

 1巻の風力発電は5月12日に出版。2巻の太陽光発電は6月、3巻の小水力発電は7月、4巻の太陽熱&バイオ発電は8月にそれぞれ出版となります。

 1巻の風力発電では、小さな風でも発電するサボニウス型風車を中心に、うちわや紙コップ、ポリバケツなどで風車を作って遊んだり、かんたんな風速計をつくって、風の力を体感します。

 子どもの夏休みの工作に、大人の週末工作に、ぜひご活用下さい。

2)雑誌「ソーラージャーナル」に市民ファンドの記事を掲載

 4月30日発売の雑誌『ソーラージャーナルvol.9』に執筆しました。「ほうとくエネルギー」や「上田市民エネルギー」の相乗りくんなど、現在募集している地域に自然エネルギーを広めるための市民ファンドについて紹介しています。ちなみに、次回のご当地電力リポートでは、この市民ファンドについての特集を行います。

ソーラージャーナルvol.9

 現在市民ファンドを募集しているご当地電力を紹介します。一口10万円から参加できるものもあるので、地域に自然エネルギーを増やしたいと考えている方はぜひ参加してみてください。

◇自然エネルギー市民ファンド
会津電力の太陽光、北海道石狩厚田の市民風車、市民エネルギーやまぐちの太陽光などの市民ファンドを扱っています。
◇NPO法人上田市民エネルギー
長野県上田市で太陽光発電をすすめる相乗りくんのオーナーを募集中です。
上田市民エネルギーについてはこちらの記事でも紹介しています。