研鑽ノート 74

シリーズ 基本調整 その7

 

 

今回から胸椎、肋骨の調整を。

 

 

シリーズ 1~6を研鑽されたことを前提に。

 

 

キラキラ基礎調整法その1

 

キラキラ基礎調整法その2

 

キラキラ基礎調整法その3

 

キラキラ基礎調整法その4

 

キラキラ基礎調整法その5

 

キラキラ基礎調整法その6

 

 

胸椎は 腰椎 や 頸椎 と違い一個ずつの動きを考える必要はありません。

 

 

考えるべきは 胸椎全体の 左右のバランスと 前後のアーチの美しさ、

 

 

肋骨はその 柔軟さ と 肋椎関節の可動性 てす。

 

 

胸椎一番から十二番までやり方は同じです

 

 

一番の調整は、左手に頸椎七番を持ち 右手に胸椎一番を、

 

 

この時、脊柱に繋がる 同じ番号の肋骨と胸椎の繋がり を常に意識し、頸椎と同じように 上下に引き伸ばしながら 少しの捻りを与え 一緒に緩める、

 

 

二番以降も同様に十二番まで弛めて胸椎は終わりです。

 

 

それぞれ一つ上の椎骨を左手に持ちその下の椎骨を動かす、

 

 

この繰り返し、

 

 

肝心なことは、最初に書いた様に 

 

 

左右のバランス と 前後の滑らかなアーチの美しさのイメージ を忘れないこと。

 

 

胸椎は様々な情報を含みます。

 

 

三番五番の前落ちは心臓に悪影響を及ぼします、又、五番から八番の胸肋関節の硬化は、糖尿病によく見られる特徴です、

 

 

その他胸椎各部には 体内の疾病に応じた様々な特徴 が現れますので、この後の内蔵の調整に入る前の 場作り、 形作り  の意味でも胸椎の美しいアーチ を想い続けて下さい、

 

 

そして腰椎を。

 

 

と、その前に、

 

 

肋骨を内側から膨らまし 胸肋関節を 柔らかくしておきましょう。

 

 

これは次の内蔵の調整の下準備でもあり大切です、

 

 

そのやり方。

 

 

胸郭の 下から 背中内側に 左手の手の平を 自分側に向けて 差し入れます

(この時施術者はクライアントの後ろにいます)

 

 

右手はやはり同じように 胸郭の下から中に入れ 胸骨の後ろに 手のひらを当てます。

 

 

そうしたら左手で 胸椎全体をしっかり支え、胸骨 に当てた右手を 斜め上前方に 弧を描くように ゆっくり押し上げ 胸を膨らませます、

 

 

肋骨は堅さを持つ骨ですから 単純に広がるのではなく 胸肋関節を支点に 蛇腹のように動いて 膨らむのです、

 

 

胸に深く息を吸い込むとその動きがよく解ります。

 

 

この時胸郭に付随する胸膜や横隔膜も一緒にイメージすると尚よろしい、

 

 

今回はここまで、

 

 

胸椎の調整のポイント、キーワードは  左右のバランスと  前後のアーチの美しさ。

 

 

さあ!繰り返し繰り返し練習してイメージ作りに励んでみましょう!

 

 

次回は腰椎です。お楽しみに

ありがとうございましたm(__)m

 

 

 

 

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