もう1個のリストです。マイベストとは言いながらいちおうダウンロードの時系列に並べていたはずなのですが、何となくそれぞれ区切りよくできているような気がするのはそう思って聴いていたからなんでしょうか。あと前回「40分前後」って言いましたがそれぞれたっぷり1時間ありましたね。激烈記憶違い。元の記事に書いたKacey Musgravesさんはこっち、2個目のリストなので割と遅いダウンロードだったんですな。その後もいくつかアルバムを買ってみたんですが、Kaceyさんのようにここの曲のイメージそのままのアルバムもあれば、アルバム全体のイメージは全然違ってて、この選曲が何か特異点のようなものもありました。他の曲はそうでもないんだけど、ここにある曲だけは何というかヒット性のあるものだったりするんですよね。昔聴いていたFMラジオもそうでしたが、やっぱりプロの選曲って凄いんだな、って改めて思います。

 

1.「When the World」 The Cave Singers
2.「Heaven」 Depeche Mode
3.「Grace for Saints and Ramblers」 Iron & Wine
4.「Never Wanted Your Love」 She & Him
5.「Take It On Faith」 Natalie Maines
6.「Beautiful Day」 Marie & the redCat
7.「Far Celestial Shore」 Mavis Staples
8.「Living Proof」 Gregory Alan Isakov
9.「Follow Your Arrow」 Kacey Musgraves
10.「Dust to Dust」 The Civil Wars
11.「As I Was Saying」 Jack Johnson
12.「Give It To Me」 Sheryl Crow
13.「End of the World」 Hunter Hunted
14.「Over the Edge」 Sarah Jarosz
15.「Honey & I」 HAIM
16.「Rescue」 Yuna

 

以前、USのStarbucksアプリで楽曲のダウンロードクーポンがもらえるサービスがあって、当時というかちょっと古いんでしょうけど、普段なかなか聞かない曲をダウンロードして聞いていたという事を書きました。こないだそのプレイリストの残骸が見つかったので、参考までにご紹介してみようかと。ダウンロードできた曲はこれだけではなくてもっとたくさんあって、これはまあ一応マイベストというか自分の繰り返し聞く用のリストです。個人的には当時の様子が思い出されて懐かしいですが、曲としても結構バラエティに富んでいて良いのではないかと思います。おおよそ当時の通退勤時に車の中で聞いて終わるか終わらないかくらい、40分前後にまとめて聞いていた記憶がありまして、リストはもう1個あります。

 

1.「How Do You Ruin Me」 Black Prairie
2.「Forever」 Youngblood Hawke
3.「End of the Rainbow」 Van Morrison
4.「Stubborn Love」 The Lumineers
5.「Teardrop Windows」 Benjamin Gibbard
6.「Things Are Changin'」 Gary Clark Jr.
7.「Touch the Lightning」 He's My Brother She's My Sister
8.「When the City Lights Dim」 Cold Specks
9.「Walk On By」 El Perro del Mar
10.「Encyclopedia of Classic Takedowns」 A.C. Newman
11.「Heartlite」 Ruby Velle & The Soulphonics
12.「One Woman Army」 Kate Earl
13.「Closer」 Tegan and Sara
14.「Adorn」 Miguel
15.「Easy To Love」 Ivan & Alyosha
16.「Little Numbers」 Boy
17.「Angel」 Eric Clapton

 

 

 

えーとですね、また他所で開店休業状態だったブログが閉じることになりまして。誰も読んでないうちのブログがその理由じゃあないんでしょうけど、いちおう移設サービス先にここがあったので移設しました。カテゴリが移設できない仕様らしく、どの記事も当たらないリスト一番上のカテゴリに全件放り込まれたので一つ一つカテゴリ分けする羽目になりました。と言っても、10分で終わる程度のものですが、、、ということで、過去の記事が増えてます。懐かしいの通り越して新鮮な感じすらありますねえ、、、

FMサウンドクルーザーの話をしよう。

 

FMサウンドクルーザーはNHK FMが放送する、45分間の音楽番組であった。何人かの選曲者が交代で、あらかじめ欧米ポップス、イージーリスニング、ジャズなどのジャンルから8~10曲を選んでおいて、番組ではただその音楽だけを続けて流すという内容で、曲をフェードアウトまで全部流し、無音部をおいて次の曲に移るといういかにも音楽FM番組らしい、録音して「カセットテープを作る」のには向いている番組だった。が、あまりにも曲を流すことに寄りすぎていて番組中はMCが一切無く、番組の冒頭は無音状態から女性アナウンサーによる「FMサウンドクルーザー」というコールのみでいきなり1曲目に入るというシンプルの極み。あとは曲の演奏が延々と続き、番組の最後もギター独奏のテーマBGMに合わせて同じ女性アナウンサーが「FMサウンドクルーザー、お聞きいただきました曲は、〜〜」と曲を紹介しきるとBGMがフェードアウトして終わるという、当時聞いていてもなんだか不思議な感じがする番組であった。

 

中学の時、科学部という名の帰宅部に所属していた。顧問の先生には部活ではほとんど相手してもらった記憶がないのだが、一度だけ部活をやるぞと招集がかかり、珍しさもあって2、3人の部員と一緒に指定された教室に集合して待っていた。しばらくすると「ラジオの製作」か何かの雑誌を携えて先生が登場し、「こういうの作ってみない?」ぜひやってみたいと言うと、車に乗れと言う。ダイオードや抵抗端子といった電子工作部品は地元には売っておらず、県庁のある街まで出かける必要があったのだ。透明なプラスチックの引き出しを開けると抵抗がスペック(縞模様の色で区別できる)毎に分けて並んでいる、そんなものが壁いっぱいにぎっしりと並ぶ店に初めて入ってえらく興奮したのを覚えている。先生の運転で電子部品を扱う店に向かう間の約1時間、部活で顔を合わせるのも珍しいほど忙しい先生相手に、車の中で何をしゃべったか全く覚えていない。ただ、先生がカーステレオでかけていたのはラジオではなくカセットテープだったのがやけに印象的であった。「番組を丸ごと録音して、繰り返し聞くんですよ。好きなので」記憶はあいまいで、わずかなインターネットの情報によるとその番組は時期が違っていてFMサウンドクルーザーではなかったらしいのだが、僕にとってはそういう音楽の楽しみ方があるんだな、とその時初めて知ったのだった。ちなみにその時作った電子工作はラジオにビープ音を飛ばすだけのおもちゃであった。

 

手元にはFMサウンドクルーザーを番組丸ごと録音したテープが19本残っていた。片面45分で計38回分を録音していたことになる。

 

学生の頃、父の用事にくっ付いて横浜の伯父の家に泊りに行った時に、新幹線の移動時間を潰すために分厚いカセットテープのウォークマンと、このテープを2、3本持って行った。あわただしく用事を済ませて帰りの新幹線に乗ると、席について荷物を落ち着かせる間もなく列車は東京駅を滑り出し、上野駅の地下へと入っていく。僕は椅子に座り、早速駅弁を開けはじめている父親を横目にウォークマンを取り出し、ヘッドホンを付けてプレイボタンを押す。1曲目はバッハのチェンバロ協奏曲をシンセサイザーで演奏したものだった。当時クラシック曲としてのオリジナルを聞いたことがなかった僕は、そのボブ・ジェームスのニ短調の華やかなメロディを聴きながら、バロック音楽のオマージュみたいだな、などとぼんやり思いながら音符の波に浸っていた。すっかり日が落ちたビルの合間から滑り込んだトンネルの中は真っ暗で、パッと明かりが戻ると上野駅に止まり、乗客を乗せる。静かに車両が滑り出し、ゆっくりと地上に姿を現す。曲が終わって一息の静寂の後、ピアノによる独奏が始まる。それが「追憶の街」であった。

 

それ以前にもテープで何度か耳にしていたはずなのだが、この時に改めて番組の曲構成で落ち着いて聴き込んでみて、はじめてこの曲の美しさを細部まで見渡すことができたのだった。自らの足跡をひとつひとつ確かめるかのような旋律、ピアノの歌に寄り添う柔らかいオーケストラの伴奏、記憶の向こうから語り掛けるように主題に向き合うオーボエの音色。静かな曲想は一つのイベントを終えた気分と重なって、僕の思い出を呼び起こす。高架のふもとには夜の都会の街の灯りが広がり、視線の所々にはビルに瞬くネオンサインと窓の光が残っているが、その上の空は既に星空に替わっている。恐らくは曲の元のモチーフとは違っているだろう、けれども、夜の訪れとともに都会を去りゆく自分の目の前を流れる風景、そして記憶の中の懐かしい景色がクロスオーバーする。

 

それから僕は、何かにつけて頻繁にその撮り溜めたテープを持ち歩いては、その時に聞いた音楽と出かけた先や道中の風景、思い出や感情をセットで記憶するようになった。中には録音した当時のノイズが残ったままの所があって、そのノイズすらそれら風景の一部として記憶される事になった。

 

社会人になり可処分所得を手にするのと前後して、レコード屋でこの曲が収められたCDを見つけ手に入れた。それから現在まで、以前聞いた音楽をこまめに探しては手に入れる作業を続けることになる。思い出のお気に入りの曲をきちんとCDで手に入れる、その取っ掛かりはこのCDであった。アルバムにおけるコンセプトはもちろんFM番組のそれとは異なっていて、アルバムの中では同じ曲の響き方も少し違う印象すらある。音は当然クリアで透き通っている。しかし逆に言えば、この番組での曲の並び、さらには撮り溜めたテープでしかあり得ない繰り返し聞いたノイズなどは、当然オリジナルのアルバムには含まれている訳がなく、だから同じ曲を聴いていても僕の中に立ち上がる記憶は違っている。なので僕は今も、ちゃんと買ったCDとは別に時々このテープを引っ張り出してきて、曲とセットで刷り込まれた僕の思い出を、懐かしく聴いてみたりしている。

 

中村由利子 「絹の薔薇」 CBS/SONY CSCS5002

頂き物のおいしいブレンデッドスコッチウィスキーがある時は、三ツ矢サイダーを買ってきてハイボールを作ります。あまり強いお酒は飲めないので、グラスに氷を満載してウィスキーを少しだけ垂らし、サイダーをみっちり入れます。マドラーで一回だけかき混ぜて出来上がり。三ツ矢サイダーの風味を残したままウィスキーの味と香りが乗ってきてとてもおいしいです。ウチのグラスはまさにそのウィスキーのおまけについてきたグラス(つまりコレも頂き物)で、500mlのペットボトルだときっちり3杯作れるんですが、3杯目はウィスキーを入れずにサイダーだけで頂くのが通例になっています。ほろ酔いの火照った喉に冷えたサイダーがまたおいしい。

 

あと家でウィスキーを買うとしたら、一説にはシングルモルトの中で一番スモーキーな香りがするとも言われるアイラウィスキーのアードベッグです。こっちは常温の水で半分に割るのが一番おいしいと思います。実はこの2つのウィスキーの飲み方は、あまりウィスキーが好きでない家内が唯一(唯二?)美味しいという飲み方で、たまに飲みたくなって買ってみたりしていますが、ペースが遅いので一本買うと半年くらいかけてちびちび飲むことになります。

 

好みが偏ってるなとは思うんですが、他の銘柄や飲み方をいくつか試してみても美味しいは美味しいんだけどそれよりも飲み疲れがしちゃうんです。体に合わないんでしょうね。ビール2缶飲んだ時よりも、ちょっとだけ割り水した2合の燗酒の方が疲れが来ない。基本お酒は麦より米の方が合ってるみたいです。