新潟 飯土山へ行くも雨、、、、 | enduro fujiの自分だけの山を求めて!

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百のルートに百の登り方あり

打田鍈一氏の「続薮岩魂」の飯土山に

登ろうと時間を作って行ったのですが雨でした。

前夜の予報で越後湯沢は晴れ、関越トンネルを抜けても晴れ。

コンビニで食糧買って、登山口に通じる林道に入るころから

雲行きが怪しくなってきてしまった。

 

登山口の駐車場では、まだ降ってなかったのですが

歩き出すと降り始めてきて「負欠岩コース~尾根コース」

どうしょう?

滑るのはイヤだな~ 単独だしな~ 晴れの中、登りたかったな~

雨ではモチベーションも弱いしな~

 

そうだ!負欠スラブだけでも見てみよう

樹林帯のなかが続くから濡れも少ないだろう。

 

 

2021年10月29日(金) 雨 単独

 

 

駐車場

この写真は下山時に撮影

 

ここまですぐです。

 

負欠スラブへ行くため尾根コースに入る。

 

駐車場から30分ぐらいかもっとか。

この沢から負欠スラブへ行ったが、、、

 

すぐ先に負欠スラブの案内があるんです。

 

すぐに負欠スラブが現れます。

濡れて黒光りしています。

 

濡れていなければ登れるかな~

 

負欠岩が見えます。

下の×は何?

 

右手側にも


雨が降ったり止んだりですが、

また降ってきたんで下り始めます。

対岸の紅葉です。

 

駐車場に戻ってくると長岡ナンバーの車が増えていた。

 

あれは飯土山?

西峰と奥が山頂だろうか。

 

 

この辺りの山々では

足拍子岳~荒沢山の東面のスラブを思い出す。

もう遥か昔、20代の中頃に何度も登りに行ったところだ。

その中でも特にダイレクトスラブ~左方ルンゼは忘れることができない。

越後中里の駅から歩き始め、足拍子川の謙信ノ廊下(直登不能)

を高巻き、ホソドの沢へ入り悪い高巻きや懸垂を何度かして

やっとダイレクトスラブの取り付き点に達する。

ここまで5時間15分もかかっている。

谷川岳の岩壁のアプローチの楽なことを思い知る。

 

ダイレクトスラブからは合計11ピッチ

2ピッチ目からのスラブは急すぎて直登できず、左岸の急傾斜の

ブッシュ帯に逃げて3ピッチ、懸垂でダイレクトスラブへ降りる。

次のピッチが核心部で40m、最大4級+のピッチであるがハーケンが打てず

ノープロテクションでザイルを伸ばすしかなかった。

 

この先から左方ルンゼと中央ルンゼに分かれ、左方ルンゼへ入る。

今までと比べると快適、快適 ザイルはぐんぐん伸びる。

左方ルンゼは合計4ピッチ。

終った!登った!

まだ9月、日差しは強烈! のどはカラカラ。

 

でもまだ終わっていない。

次は強烈な薮漕ぎが待っている。

休み休みで1時間10分かかって荒沢山に到着した。

荒沢山からは、今とは違い遊歩道?で越後中里へ駆け下る。

 

越後中里を夜明け前の3時15分に出て、14時40分に戻ってきた。

 

この時の相棒のシゲやんは、たしか仕事が遅番明けだったよな~

このころみんな若かったから多少の無理も何とかなってしまった。

まだ、山へ登るのも若者主体だった頃の懐かしい思い出です!