両神山 狩倉尾根~金山岳西尾根 | enduro fujiの自分だけの山を求めて!

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百のルートに百の登り方あり

狩倉尾根の右から狩倉岳、狩倉槍ヶ岳、無名峰

 

コース概要

赤岩橋からスタートし、廃墟を経由し急斜面の登りを続ける。

途中、岩場の下りや登りも出てくるが、狩倉尾根上に出るまで

ひたすら急な登りです。(アンテナピークに出る尾根とは異なります)

狩倉岳は薮山ですが、狩倉槍ヶ岳は岩場が出てくるので

ルート取りに注意する必要がある。

横八丁は難しくないものの右側(南)が絶壁になっている。

岩塔が出てきたら左に巻き、凹角状の土とブッシュと岩交じりを

登って行く。狩倉尾根上でここが一番の緊張箇所かな。

あとは、ミスさえなければP1683から両神山は近いです。

 

金山岳は前東岳の先、山名板もない目立たないピークです。

そこからだだ広い西の尾根を下ります(金山岳西尾根)

ただ下り始めると地形図には現れない尾根が出てきて

修正を繰り返さないと尾根から外れてしまう。

意外と神経を使う尾根です。

P1389の手前で作業道と合流する。

 

2021年5月4日(火) 晴れ 単独

(地図は最後を参照ください)

 

アクセス

R299からの林道金山志賀坂線は通行止めです。

R140~県道210~中津川三峰口停車線から赤岩橋まで

 

記録

スタートは赤岩橋です。

ここから入って、すぐに廃墟に出ます。

 

その廃墟です。3棟あります。

3棟目から左の尾根に取り付きます。

このあたりニッチツの秩父鉱山だったところですが、

最盛期には2000人が住んでいたそうです。

 

廃鉄塔跡

 

左は狩倉岳方面

右はアンテナピーク

 

明るい尾根に出ると

 

バックに赤岩岳

赤岩橋周辺には6台ぐらい駐車していたので赤岩尾根も

登られているだろうか。

 

ここを下ります。

上から見ると切れている感じのところです。

写真ではわかりにくいですが、中央正面の凹角状を下ってきた。

 

平和な尾根ですが

 

岩場です。

ここは左から越えたかな。

 

次の岩場です。

ここは右から越えた。

岩場が終ると

あとはひたすら手も使う長い登りが続く。

(チェーンスパイクを使うと楽だったかな)

体力勝負のところです。

こういうところ弱くなりました(笑)

 

狩倉尾根に到着です。

 

狩倉岳の登り1

 

アカヤシオ

集団ではなく単発で咲いているのが多かったみたい。

 

狩倉岳の登り2

 

狩倉岳到着 石柱のみです。

 

狩倉岳を下ると狩倉槍ヶ岳が見える。

 

狩倉槍ヶ岳の登りになってくると

奥秩父の山並みと手前は秩父槍ヶ岳かな?

 

岩場が出てきます。

何度か出てくるのでルート取りに注意です。

 

ここを登っていくと

 

南側のすばらしい景観です。

奥秩父の三宝山、甲武信ケ岳、木賊山、西破風山、東破風山・・・・・

左端は和名倉山かな。

その手前は白泰山の山稜が。

谷を隔てて秩父槍ヶ岳ですね。

 

狩倉槍ヶ岳に到着

細長いピークなので一番高そうな東寄りにザックを降ろした。

この手前ぐらいから大腿四頭筋がピクピクして痙攣一歩手前状態。

おいおい先は大丈夫か。

 

梵天尾根、長いな~

今の実力では中双里から梵天尾根往復は無理だろうな。

やりたいけど痙攣地獄になりそうだ。

 

先ほどまでいた狩倉槍ヶ岳

(下りは全く問題ありません)

 

右から狩倉岳、狩倉槍ヶ岳、無名峰のそろい組

バックに雪の残る八ヶ岳連峰

 

横八丁とP1683

 

落ちそうで落ちない大岩

幾多の地震にも耐えてきたのだろう。

横八丁は1か所、2mぐらい?切れているところがあって、

手前の北側を巻いたが、降りられたかも。

 

この岩塔、横八丁のラスボス!

この上に立つと眼も眩む怖さです。

(2010年11月に両神山からここまでは来ています)

 

岩塔は左から巻きますが、ここを登ります。

実際はもっと傾斜あるんですけどね。

この写真にダマされないでくださいネ。

土とブッシュと岩の登りで緊張しましたよ。

 

登り終って下を見ようとしましたが、痙攣が怖く止めときました。

 

赤岩尾根

 

P1683の石柱

この下の岩場で時間を喰った。

岩場にスリングがかかっていてココ登るの?まさか?

基部沿いを右に行ったり、左に行ったり、やはり登るのかな~

でも何のことはなかった。少し戻ると左に踏み後があった。

 

狩倉槍ヶ岳が槍ヶ岳らしく見える最後の地点

 

あとは両神山まで平和なハイキング道です。

 

梵天尾根往復15kmか。やってみたいな~

ここから作業道で落合橋まで下ることも一瞬浮かんだが、、、、、

痙攣もあったんですが、予定完結を優先しました。

 

7年ぶりの両神山

 

ここからの狩倉槍ヶ岳は何ともしまらない。

 

金山岳です。

ピンクリボンだけです。

 

金山岳西尾根は、だだ広くて修正しながら下って行ったんですが、

面倒になって八丁沢の支沢へ下っていく。

イザとなればザックの中にはザイルもあるんだから。

でも沢の中は落葉とその下の大小の石で歩きずらい歩きずらい!

そのうちナメ滝の上に落葉でヒヤッとしたりしてきたので

左へ西尾根目指しトラバースしていく。

西尾根は作業道と合流していて歩きやすくなっていた。

ああ疲れた!大腿四頭筋も限界だ。

工事中の落合橋に出るまで大腿四頭筋が辛かった。

 

赤岩橋に到着

待っていてくれた愛車

 

 

辿ったルートです

 

このところ大腿四頭筋の痙攣に悩ませられています。

タカノス岩北稜もそうだった。

まあ、トシをとって体力が落ちたからですけど

痙攣防止の漢方の芍薬甘草湯を教えてもらったので

次からは試してみよう!

 

 

タイム

赤岩橋8:28 狩倉尾根上10:37~50 狩倉岳11:08 狩倉槍ヶ岳11:55~12:14

P1683 13:23 両神山13:58~14:12 金山岳14:38~45 落合橋16:10 赤岩橋16:48

 

 

コロナ拡大が止まらず、外出自粛の影響なのか

両神山で10人ぐらいの登山者以外、誰とも会いませんでした。

4日というゴールデンウイークの最中でしたが、

道路も混むほどではありませんでした。