息子：ディスレクシア児 サッカー大好き
そらまめ（長男・現在 中学2年生)
そらまめのディスレクシアに関する記録を、昔を振り返りながら綴らせて頂きます
とりあえずそらまめの「学校行きたくない」発言をおさめた前回（No.32)。
学校からの提案で、後日懇談を行うこととなりました。
当日は、学年主任・クラス担任（サッカー部の顧問）・通級教室の3名の先生方と私で面談を行います。
通級教室の先生は長年通級指導に携わっているベテラン先生です。
もちろん中学校側でも小学校からの申し送りはされていますが、再度そらまめの状況・小学校で行われていた支援を説明します。
中学校でも、主に通級教室の先生を通して、これからどんな支援が必要になるのか相談していくことになりました。
そして近々、通級教室にて２度目の「WISC-Ⅳ」を受ける予定となります。
とりあえず、中学校でもしっかり話が出来て一安心した私。
そんな中、担任の先生に
（担任）「親御さんは、そらまめくんの今後の進路をどのようにお考えですか？」
と聞かれます。
（私）「え・・・！？（進路？）」
確かに、今まで漠然とそらまめの進路について考えることはありましたが、まだ中学に入学したばかり。
まだまだこれからゆっくり考えればよいかな？と思っていた程度です。
う～ん。
そらまめは、サッカー大好き。
将来の夢は、サッカーをやっている小学生ならほとんどが思っているであろう、
サッカー選手になる
です。
高校もサッカーが強いところに行きたいと言っています。
でも正直サッカー選手になれる子なんてほんの一握りだし、実際そらまめレベルじゃ無理じゃないか？？
（決して口に出しては言えないけど。）
あとは・・・
私も主人も大学を卒業しています。
大学も別に行かなくてもいいとは思いますが、私はやっぱり大学時代に色んな経験をすることができたし、自分のやりたいことを模索する時間がありました。
出来ることならそらまめにも、そんな経験や時間を過ごして欲しいな、という親としても思いはあります。
ただ、大学に行くにも「学力」が要りますよね・・・。
果たしてそらまめ行けるんだろうか・・・？
そして、それは親の「エゴ」なんだろか・・・？
色んな思いが頭を駆け巡る中、
（私）「本人は高校でもサッカーを続けていきたいそうです。私は、大学も行けるなら行ってほしいです・・・」
と声が小さくなる私・・・。
（先生）「ではもし、学力の試験無しでサッカーのみで大学まで行けるとしたらどうですか？」
畳みかける先生。
（私）「・・・もし、それで入学した学校の授業について行けなければどうなりますか？」
（先生）「潰れますね。確実に」
はい、この先生、物言いがものすごくストレートな方です。
苦手な保護者さんもいるみたいですが、私は話が早くて好きですよ。
「なるほど・・・。それは（進路を決める前に）見極めないといけませんね・・・」と答えるのか精一杯の私。
今までなるべく考えないようにしていた「現実」を突き付けられた時間となりました・・・。
懇談か終了した時にはどっと疲れが…
それでは次回へ→
ご覧になっていただだき、ありがとうございます