野田市では平成17、18年度に3件の公園遊具の事故発生 | 元野田市議会議員 えんどう達也 オフィシャルブログ Powered by Ameba

野田市では平成17、18年度に3件の公園遊具の事故発生

12月議会での一般質問

-野田市開発協会では来年度より公園施設点検技師の資格取得をしていく方針


昨今公園遊具の老朽化に伴い、遊具で遊んだ子どもが事故に遭うケースがあります。中には遊具の点検をした直後にも関わらず、怪我をしたケースもあることから、市職員の点検技能を高め、遊具の安全性を強化する自治体も増えていることから、野田市の状況についてお尋ねをいたしました。


問1.野田市において、過去遊具の損傷などによる事故は発生していないか?
答弁:平成17年~18年度に3件発生した。
問2.現在遊具に不具合が生じている箇所や対応は?
答弁:平成26年度ではふぐあいが39基見つかり、17基修理、4基撤去、18基経過観察。
問3.安全強化のために、一般財団法人日本公園業施設協会が行っている安全点検の技能資格を取得する自治体もあるようだが?
答弁:点検を依頼している野田市開発協会では来年度より公園施設点検技師の資格を取得する方針
不具合が見つかっているという事は、点検を行っているからだという証でもありますが、その一方で不安も感じます。市の答弁では月一度の安全点検に加え、3か月に一度目視と触視によるチェックが行われているとの事ですが、今後は資格のある職員によるチェックにより、更なる対策の強化が見込まれます。
最近は安全と老朽化などを理由に、遊具を撤去してしまう時代の趨勢にある一方、議会では高齢者向けの遊具の要望、また、近所の公園ではなく、大きな公園などの充実といった要望もあり、時代の趨勢と住民のニーズに大きなかい離がある事も感じています。全員のニーズにこたえる事は困難と考えますが、野田市全体で今後どのような公園行政を運営していくのか、市民にご理解をいただくような明示をしていただくよう要望させていただいております。