千葉県で最低、これはまずい!野田市の投票率 | 元野田市議会議員 えんどう達也 オフィシャルブログ Powered by Ameba

千葉県で最低、これはまずい!野田市の投票率

昨日、本日の読売新聞で先の県議会議員選挙の投票率が県内最低の28.85%であることが掲載されています。

折しも3月議会において若者の投票率向上について「デザート選挙を」提案をした矢先の話ですので、正直衝撃でした。

記事にある「県境だから県議の活動が見えにくい。」というご意見がありますが、県境だからと言うのはあまり関係ないような気がします。少なくとも市議会議員選挙も市長選も選挙区は一緒です。むしろ、県議が有権者にとってどのような仕事をしているかわかりづらい立ち位置とも入れるので、有権者に判り易い広報活動が求められているのかもしれません。



<読売新聞より抜粋>

低投票率が社会に与える影響は非常に大きいと感じています。

例えば、若年層の投票率が低い事が指摘されて久しいのですが、ある調査では働く世代の投票率が1%低いと年間13万5千円損失を被るという報告もなされています。

また、低投票率場合は、組織力の強い政党や候補が有利となる傾向があるそうです。

組織とは…
「組織」とは例えば、労働組合、利益団体、宗教団体、人種・民族(多民族国家の場合)などがこれにあたる。組織票はその組織の団結が固いので得票数も安定しており、浮動票と異なって棄権も少ない。「低投票率なら組織力の強い政党や候補が有利」という選挙予想はマスコミなどでよくみられるところである。

ですから、「だれがなっても変わらない、興味関心がない」という理由で投票に行かないという事は、上記のような組織票の力を強める事に加担する結果となります。

ひいては組織にとって有利な税制、予算付け、法律の施行という事態をおこしかねません。つまり、有権者全体に公平な制度設計を政治に求めるなら、一人ひとりが投票に行くしかないわけです。投票に行きましょう!