12月議会が閉会 | 元野田市議会議員 えんどう達也 オフィシャルブログ Powered by Ameba

12月議会が閉会

12月議会が閉会しました。上程された議案は全て可決されています。

さて、下記は野田市議会で上程された議案に関する審議の結果ですが、野田市は議員が各々の議案に対し、賛成、反対、棄権など公表されていません。以前市民の方からそれを公表する事を求められましたが、反対多数により否決されてしまっています。

http://www.gikai-nodacity.jp/jyoutei/jyoutei121130.html

それどころか、各議員がその議案に対して、賛成か反対か記録もとっていないのが現状です。以前小生が反対した案件に関して、他の議員が広報で「賛成」していると誤った情報を市民に伝えてしまった事がありました。しかし、現行では、それが正しいか否か確認できないのが現在の野田市です。まだまだ、野田市議会が市民感覚とはかけ離れているのが現状だと小生は感じています。

しかしながら、少しずつ変わり始めていることもあります。例えば、地方議会は国会とは違い、二元代表制というシステムをとっています。つまり、野田市でいえば市長は市民によって選ばれる、同時に議員も市民に選ばれ、お互いに健全な市政を運営するため監督し合う仕組みになっています。

このシステムの場合、国会とは違いいわゆる与党、野党というものは存在しない仕組みになっています。市長も議員も、それぞれ良いものは認め、悪い点は改めるのが原則です。

ところが、野田市の場合はなぜか与党、野党というものが存在しており、例えば議場の議席も与党、野党にわかれているのです。他市の場合、議席は任期順に構成されており、いわゆる与党、野党で分けるようなことはしないのです。

ところが既存の議員の方々はそれにすら違和感を感じていないのがこれまでの野田市でした。しかし、今回の議会において、その2元代表制を意識した発言が見られるなど、少しずつではありますが変化している点もあると思います。小生が広報や議員同士の会話の中でそれを指摘してきた事により、意識が変化している部分もあるかと思います。

議会改革が野田市でも進むように切に願う今日この頃です。

えんどうまめ