「永遠の0」観てきた
ずっと涙が止まらなかった
私は本を読んでいない
映画を観てテーマは「生きる」ことだと思った
戦争賛美だ、という声があるようだが、私はそう感じることはなかった
最後の岡田准一くんの表情はとても印象的で、圧巻の演技
なぜ宮部は微笑んだのか?
色々な思いがあるのだろう
誰もたどり着けなかった相手の戦艦まで行けたこと、これで最期だというとからの解放感、そしてなにより死をもって家族の元へ帰ることができる喜び…
その前に何故、宮部は特攻を選んだのか?
本格的な戦争を目の当たりにして精神的に参っていたこともあるだろう。たが何よりも教え子を守ることも大きな理由ではないのだろうか?
それまでも零戦に乗って戦場に行っても無傷で帰ってきていたのは、家族の元へ帰るためであることは勿論、部下の事を遠くから見守っていたのかもしれない…いつも零戦の中から周りを見ていた姿からそう思えた
訓練で「可」を出さずに部下を特攻に行かせなかったその宮部の思いを考えると、一人でも多く生きて欲しかったのではないだろうか…?
本を読んで、また映画を観て、じっくり考えてみたい。