昨日、ストレスから活性酸素が発生するというお話をしたので
ここで、改めて、活性酸素について。
最近、多くの健康番組があるので、知っている方もいると思いますが・・・
活性酸素は、元々、身体になくてはならないものです。
通常、体内に入ってきた細菌やウイルスを退治してくれています。
ウイルスを退治できる活性酸素は強いのです。
問題なのは、この活性酸素が大量発生してしまったとき。
たくさん発生してしまうと、自分で自分の細胞を傷つけてしまうのです。
傷つけられた細胞たちは、サビてしまい(酸化)
臓器の細胞であれば、その臓器の働きが弱くなってしまいます。
こういうことが、長期間続けば、その臓器は病気になってしまうのです。
では、どういう時に、活性酸素がたくさん発生してしまうかというと
ストレスの他に、紫外線、たばこ、過度のアルコール
運動のしすぎ、食品添加物、保存料、環境ホルモンなど
でも、本来、身体は本当によくできていて
この多すぎる活性酸素やっつけてくれる酵素が身体のなかにあるんです。
その代表選手が、SOD(スーパーオキシドスムターゼ)さん。
しかし、この酵素は20歳代をピークに低下し、
40歳前後には急激に少なくなっていくといわれています。
自分に合ってない生活習慣を続けていたり
仕事や精神面で、無理を重ねている人は、
もっとそのスピードは早くなるでしょう。
では、その少なくなっていく酵素の他に
活性酸素の害から守ってくれるものは何かというと
・抗酸化ビタミンである、ビタミンC/E/ベータカロチン
・ポリフェノール : 赤ワインに含まれるアントシアニンや、
イソフラボン、カテキン、カカオマスポリフェノール、
テアフラビン、ケルセチンなどなど
なので、健康ブームになってから、ポリフェノール、
騒がれていますよね。
年齢とともに、身体の調子に合わせて
意識してとりたいですね。
多くの人が、健康で元気に美しく年を重ねていけますよう