本屋さんに行きました。
新刊が発売されていました。
嬉しくて買いました。
家に帰り読み始めました。
すぐに、「あれっ?」と思いました。
持ってました。
確かに、今回発売する間隔が短い気がしていました。
2ヶ月くらい前に発売されてました。
でも、新刊のところに置いていました。
ちなみに、昨日もその本屋さんには行きました。
昨日は置いていませんでした。
今日は置いていました。
だから今日発売したものと思いました。
だから嬉しくて買いました。
やるせないです。
なんだかとってもやるせなかったです。
思い切ってお店に電話してみました。
勢いで電話したけど、正直、ぷるるるるっと耳から聞こえてきた途端、電話をしたことを後悔しました。
どうせ単行本なんて、返品できないだろうと。
なんで電話してしまったんだろうと。
でも、今とってもやるせないんだよな、とも思いました。
そうこう考えているうちに電話が繋がりました。
間違えて購入した旨を伝えました。
案の定、返品は出来ないと言われました。
分かっていたけども、分かっていたけども、改めて言われると悔しい。
ならばなぜ、ならばなぜ、新刊の棚に置いていたんだと思いました。
2ヶ月も前に発売された単行本を、なぜ新刊の棚に置いていたんだと思いました。
そういうこともあると言われました。
うん・・・。
100歩譲ろう・・・。
確かにある。
認めたくはないが、確かにある。
確かに本屋さんによって、ちょっと前に出ている単行本が、新刊のところにあるものもある。
それは認めよう。
だが、だが・・・。
新刊の棚の一番前に置いておくものなのか。
2ヶ月も前に発売された単行本を、一番前に置くものなのか。
出たばかりのワンピースとブリーチの新刊の隣に置くものなのか。
昨日はなくて、明らかに今日入荷してきましたよ的な感じで。
ワンピース、ブリーチ、桜蘭高校ホスト部、って。
いわば最前線的な感じです。
トップ3的な感じで置いてる。
それはないだろ。
最前線はないだろ。
いくらなんでも、もう少し控えめに新刊の棚に置いとくだろ。
それは勘違いするだろ。
なぜ最前線に置いている。
店員さんに聞いてみました。
確認してくれました。
僕の意見を認めてくれました。
確かにあそこに置いていたのは当店の不手際です、あれは勘違いしてしまいます、と特別に返品認めてくれました。
お客様のご指摘に感謝します、とも言われました。
お手数をお掛け致しますが、ご都合宜しいときに当店まで来ていただけるでしょか、と。
ここまで言われると、逆に恐縮です。
全力の恐縮です。
完全に電話したことを後悔しました。
何よりもう一度本屋さんに行くのは面倒くさいし、行ったら行ったで、「ああこの人が・・・。」と思われてそうで。
もう全てがイヤです。
でも電話したのは自分だし、行ってきました。
返却プラス、レンタル1本無料券をくれました。
いや、嬉しいけど、なぜだろう、心が寒い・・・。
結局ちゃんと確かめて買えば間違えなかったし、間違えなければ、こんなお店にも自分にも面倒はかけなかったし。
申し訳ない。
全てに申し訳ない。
もうこんな思いは二度としたくないです。
これからは、いくら新刊でも、ちゃんと確かめてから買います。
それか、間違えたときは泣き寝入りします。
もしかしたら、また電話するかもしれません。
とにかく気をつけようと思いました。
レンタル無料券を手に帰り道、これってもしかしてクレーマーなのかと思いました。