虹の橋 | 遠藤花織「秘密」

虹の橋



雷を伴う大雨で、なかなか埋葬ができず、 
昨日の夕方、ようやく、でめすけを埋めてあげることができました。 



でめすけがうちに来たのと同じ年にもらった、 
卓上サイズの本物の木でできたクリスマスツリーの鉢植えを、 
クリスマスが終わっても捨てるのは忍びなかったので、 
なんとなく実家の庭に植えかえたら、今や2メートルを越す大きさに育ってしまったものがあるんだけど(笑)、 

その木の根本を、お墓にしました。 





庭の椿の花を一輪と、水と、アカムシをお供えして、 
空を見上げたら、 

きれいな虹が……! 

直前まで小雨がパラパラと降ってたし、ちょうど良い条件が重なって虹が出たんだな。 

虹がよく見える道のほうまで走っていって、 
消えていくまで見つめていました。 




偶然なのはわかってるけど、 
すごいタイミングで現れた虹に、 

犬や猫などのペットが先に行って待っていてくれるという「虹の橋を渡る」詩を思いだして、 

きっと、待っててくれるといいなと思ったのでした。