遠藤さん、ハグしてもいいですか?
女性の私でも、女性に言われ、ドキッとする言葉。
一瞬驚いてから、両手を広げたら、胸に飛び込んできた花嫁を
ギューっと抱きしめた。
「私、結婚式が面倒になってきちゃって・・・
担当が遠藤さんじゃなかったらキャンセルしてたと思います。
遠藤さんの笑顔を見たら安心して、
やっぱり結婚式しよう、やっていけるって思いました。
来年の春まで、頑張ります。ありがとうございました!」
朝イチ、花嫁とドレス選びでした。
「これにはしないけど、初めてのウェディングドレスだし
記念に遠藤さんと写真撮りたい」
と言ってくださって、撮った写真。
「遠藤さんっぽいドレスを選びたいんです」
「え。私 !? 笑」
「ああ、遠藤さんに似合うというのではなく(笑)
遠藤さんがつくるウェディングの世界観にピッタリなのがいいなって」
「本当に遠藤さんを信頼されているんですね^^(スタッフ)」
この上ない、本当に嬉しいお言葉だった。
そして帰り際のハグは
私が抱きしめてもらったように、
私も強い優しさと勇気で包んでいただいた感じ。
感動しすぎて、必死で涙をこらえ、これからの段取りを説明し
手を振ってエレベーターに乗った。
結婚式、色んな思いを、それぞれが抱えて挑む。
一見クールな人もいれば、メラメラ強い情熱で望む人もいる。
甘え上手さんもいれば、私にも悩みをみせないようにする人もいる。
「花嫁ってワガママそう」
そう思う人もいるけど、
私は、ナーバスになられていると感じることはあっても、
ワガママと思ったことは、ほとんどない。
(嘘はつけないので全くとは言いません:笑)
人それぞれ、色々な思いやこだわりがあって当然。
だって、私たちが向き合っているのは、"結婚式" なのだから。
私を一番近いところに置きたい人はそう置いてほしい。
私をアドバイザーとして置きたい人はそう置いてほしい。
私とわきまえのある距離感を保ちたい人はそう置いてほしい。
私を単なるスタッフとして置きたい人は・・・まぁそれもいい(笑)
根掘り葉掘り「相談にのるよ?」と聞くこと
ベッタリくっついていることだけが
親切とか親身とは、思っていない。
ただ、どこの距離からでも、私はちゃんと見てる。
困った時、助けられる準備をして。
転びそうになったら、手を差し伸べられるように。
私の両親や、師匠が、そうしてくれたように。
花嫁が、一番心地よいポジション「距離感」にいる
花嫁の味方で居たい。
だから、私のやり方ではなく、花嫁に合わせて
自分の振る舞いやあり方を変えてる。
説明の順番も、説明の仕方も変える。
だから究極にルーティンワークではない仕事。
きっとそんな私の仕業は、
誰にも気づかれず、誰にも評価されることのない仕業。
だけどそれが私のプランニングスタイルなんだよなって、
改めて思えた日。
ありがとうございました!
では。
