デイウォッチを最近見たが、マトリックスを意識したロシア風のローカルな感じのヘンテコなSFファンタジーだったが、現代はオリジナリティーを追求するのが難しい時代(気運)になってしまったのか、見ていてどうせどうなるかよくわかってしまう…展開がわかってしまっても気持ちよければいいのだが、ただの予定調和としか感じないと損した気分になる。デイウォッチはマトリックスとファイトクラブと日本のアニメを交ぜたような作品。あんまり咀嚼還元ができていない。
モーガン・フリーマン演じるスローンをアメリカ大統領に見立てていたらなかなかわかりやすく挑発的な作品だと思うが、それは穿った見方だろう。ロシアの監督がアメリカで撮るならアメリカ寄りのテイストにしないでもっとロシア的な何かを匂わせてロシアでもガンガンロケをするような映画だったら面白かったと思う。ラスプーチンやロシア聖教の不気味なダークな感じなんかをブレンドしてほしかった。謎が多くていい不気味さをキープしてる新生資本主義国ロシアを使わないのはもったいない、偉大な作家、作曲家をたくさん生み出し、かつてヨーロッパの文化の中心であったが崩壊し、ぐだぐたになりカオスが生じてマフィアや政治家が邪悪なロシアは題材として魅力的なのにロシア人は自国の魅力に気付いていないのか。日本はロシアと組んで映画をもっと撮るべきだ。
最近は期待や予想をいい意味で裏切る作品が少ない、ウォンテッドもやはり中途半端なハリウッドアクション映画、深みも大した迫力もなく、強引にCGを使っただけの感じのプログラムピクチャー。 なんかジョン・ウーがハリウッドデビューした時の感じにやや似てる気がする。
なので、なんか大した感想もない