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引き寄せの法則、思考の現実化について解説しています

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先日、とんでもない居酒屋に連れて行っていただいた。

店を訪れてから数日、ずっとその店の凄さをどう言葉にしたものか考えあぐねている。

居酒屋の名は百式。

福岡博多、薬院にある。

予約が取れない店で有名らしい。

最初、彼女から「アイザワを居酒屋に連れて行く」と聞いた時はとても不思議な気持ちだった。

というのは、彼女は全国のあらゆる美味しい店を知っていて、かつ、私が酒を一滴も飲めないのも当然知っている。

これまでも彼女にいろんなお店に連れて行っていただいたが、居酒屋を冠する場所はなかったのだ、私が飲めないために。

しかし、まぁ行ってわかった。

確かにこれは尋常じゃない。

居酒屋の概念を書き換えられた。

美味しい食事処というのを言葉で表現するのは本当に難しい。

というのは、舌の感覚は個人差が大きい上に、最上級の表現が人類レベルで「旨い」に集約されているからだ。

ただ、今のところ私の舌の感覚では暫定一位を叩き出した。

ただただ旨い。

なんでこうもあの店を表現するのが難しいのか。

料理だけでも驚愕の完成度なのに「空間」「人間」つまり全体が醸す「氣」が群を抜いていたからだ。

ちょっと誤解を生むことを承知で言うと、いわゆる波動の高さとか癒し的な何かがあるとかではない。

あくまで3次元由来のものである。

だが、そこを構成するものの要素があらゆる意味でそのレベルにおける可能な限りの最高を生み出そうという躍動感に満ちていた。

これはね、なかなかできることではない。

例えば、ひとりとかふたりくらいで切り盛りしている店ならある程度容易である。

統制が取りやすいからだ。

自分ひとりの部屋なら掃除しやすいだろうが、子供が10人いる部屋はすっちゃかめっちゃかになる、あれと似たような話だ。

或いは、寿司屋とか焼き肉屋、懐石などのカテゴリに属する店でもまぁ氣の統制という意味ではやりやすい。

そのカテゴリにおける最上位のテンプレートがある程度定まっているからだ。

寿司として、いいネタといいシャリの最上級。

焼肉としてのいい肉。

そして清潔感と洗練された空間づくり。

最低限そこを揃えれば、みたいなところはある。

これがだね、居酒屋というカテゴリでかつ、同時に店内にいるスタッフが10人以上（多分）でかつ、オープンキッチン、個室なし全てカウンター席お客が全員見えるかなり広い空間で、となるとなかなか難易度がいきなり上がるのだ。

それも店は常時ほぼ満席、30人の客がキッチンを囲むように並ぶ店で、どうすれば全員から「最高」と言わせることができるか。

料理一品一品の凄さはもう筆舌しがたいのでとにかく現地で食べてみてくれとしか言いようがないのであるが、その料理の凄みのポテンシャルをスタッフの存在がプラス30%引き出す動きをしているというかね。

あれはひとえに。スタッフたちのプライドなのだ。

スタッフ全員から感じたのだ。

「この店のスタッフという立場であることの壮絶な誇り」みたいなものを。

よい店と言うのはとかく、教育が行き届いている。

マニュアルがあるものだ。

が、百式に感じた「マニュアル」はちょっと違った。

なんというか、あえて表現するならば。

スタッフとして入る際は、本人の人間としての最高のパフォーマンスを自力で叩き出し続けろ、といった感じのものではないだろうか。

こうしろああしろ的なテンプレや作法にはめ込んでいるのではなく、「お前の思う最高を演じ、お客様と接しろ」という雰囲気だ。

うーん、伝われ。

私の行った日はオーナーがいらっしゃらなかった。

とんでもなく魅力的な男性ということだ。

しかし、オーナーがいなくとも、店のそこかしこからオーナーの熱いイズムを感じる。

これだ。

これはなかなかできることではないのだ。

本人がいなくとも、そこにいるスタッフ10人がオーナーの血潮を放つことができるというのはマジで難易度が高いことなのだ。

今のところ私にはその技術は皆無だ。

どれだけの天才でいらっしゃるのか。

ああ、百式の料理が食べたい。

ジンジャエールしか飲まないけど、百式の料理をまたすぐに食べたい。

食べログの百式ページはこちら。

百式 (薬院/居酒屋)★★★☆☆3.64 ■【炉端百式】お昼13時から23時迄通し営業 ■予算(夜):￥6,000～￥7,999

tabelog.com

↓これは自分が真夜中に勢いで作ったホットケーキミックス炊飯器ケーキ。

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